無印のコーヒーメーカーの洗い方と分解方法は?正しいお手入れで故障を防ぐコツ
毎日使うコーヒーメーカー、気付かないうちに内部へ古い粉や汚れが蓄積しています。
この記事では、無印良品で人気を集めた「豆から挽けるコーヒーメーカー(MJ-CM1)」の正しいお手入れ方法をまとめました。
- ミルは絶対に水洗いせず専用ブラシで粉を払う
- 取扱説明書に記載のないモーター部分の分解は避ける
- ガラス容器やドリッパーは中性洗剤と柔らかいスポンジで洗う
- クエン酸を使った漬け置き洗浄で湯沸かし容器の水垢が落ちる
取扱説明書に基づいた安全なミルの取り外し手順から、編集部が実践して分かった細部のメンテナンスまですべてまとめています。
無印良品の製品ページおよび公式の取扱説明書PDFのウェブ公開はすでに終了しています。
だからこそ、本記事で解説する基本のお手入れ手順をしっかりと確認し、安全にメンテナンスを行ってください。
大切な器具を長持ちさせ、いつでもおいしいコーヒーを楽しむヒントにしてください。
無印のコーヒーメーカーを安全に扱う分解と洗い方の注意点
無印良品のコーヒーメーカーを安全にお手入れするためには、いくつかの重要なルールが存在します。
水濡れによる故障や保証対象外のトラブルを未然に防ぐためにも、事前に確認すべきポイントを一緒に見ていきましょう。
- 取扱説明書にないモーター部の分解やミルの水洗いは絶対NG
- 既に生産終了しているため故障時の部品交換は店舗対応のみ
- お手入れ時は必ず電源プラグを抜いて本体の熱を冷ましておく
取扱説明書にないモーター部の分解やミルの水洗いは絶対NG
本体の奥深くにあるモーター部分や、内部の配線を自力で分解することは絶対に避けるべきです。
メーカーの指定外である無理な分解を行うと、発火や感電といった重大な事故につながる恐れがあります。
また、豆を粉砕するフラットカッターミル本体を直接水洗いするのも厳禁です。
内部の金属パーツが錆びたり、水滴がモーターへ浸入して一発で故障する原因になり得ます。
この点には十分注意して作業を進めてください。
取扱説明書で許可されていない箇所の分解は、安全上の理由から絶対に推奨されません。
既に生産終了しているため故障時の部品交換は店舗対応のみ
もし部品が壊れてしまったらどうすれば良いのでしょうか?
こちらの製品(MJ-CM1)は、惜しまれつつもすでに生産を終了しています。
そのため、万が一故障して専用部品が必要になっても、無印良品公式ネットストアからは注文できません。
交換用の消耗品を手に入れるハードルは確実に高まっています。
お取り寄せを希望する場合は、実店舗へ直接足を運び、在庫状況や取り寄せ可能かを確認するしか手段がない状況です。
予備パーツを手に入れるのは難しいからこそ、日常的に無理なくメンテナンスすることが製品寿命を大きく左右します。
無印良品の店舗スタッフに確認したところ、倉庫在庫が尽き次第、パーツの対応も完全終了となるそうです。
お手入れ時は必ず電源プラグを抜いて本体の熱を冷ましておく
思わぬ火傷や通電事故を防ぐため、掃除を始める前には必ずコンセントから電源プラグを抜くことが大切です。
特に抽出直後は、湯沸かし容器や保温プレート周辺が高温になっています。
最低でも使用後30分ほど放置し、本体が完全に手で触れられる温度まで下がったことを確かめてから作業を開始してください。
無印のコーヒーメーカーに搭載されたミルの分解と洗い方
ここからは、取扱説明書でも推奨されている公式のミル清掃手順を順番に見ていきましょう。
古いコーヒー粉の詰まりは風味を損なう原因となるため、定期的なケアの手順を一緒に確認します。
- ミル着脱ボタンを押しながら本体から上に引き抜く
- カバーを左に回して外し付属のブラシで粉を掻き出す
- 水洗い厳禁のためひどい汚れは固く絞った布で拭き取る
ミル着脱ボタンを押しながら本体から上に引き抜く
まずは、豆を挽くためのミルユニットを本体から慎重に取り外す作業からスタートします。
-
1
本体の電源プラグを抜く
-
2
ミル着脱ボタンを押し込む
-
3
まっすぐ上に引き抜く
力を入れる方向に注意することが、パーツの破損を防ぐ大きなポイントです。
本体上部にある「ミル着脱ボタン」をしっかりと押し込みながら、ミル全体をまっすぐ上に向かって引き抜いてください。
すんなりと抜けない場合は、ボタンが奥まで押し込まれているかを再度チェックしましょう。
カバーを左に回して外し付属のブラシで粉を掻き出す
上部のミルカバーを反時計回り(左方向)に回すと、簡単にカバーが開く構造です。
続いて、製品に付属している専用のお手入れブラシを使い、内部に溜まった古い粉を外へ掃き出します。
もし付属のブラシを紛失した場合は、毛先が柔らかい100円ショップの絵筆などでも代用すると良いでしょう。
水洗い厳禁のためひどい汚れは固く絞った布で拭き取る
前述の通り、ミルユニット自体をじゃぶじゃぶと水洗いすることは許されていません。
ブラシだけで落としきれない頑固な汚れやべたつきが気になる時は、水を固く絞った清潔な布で優しく拭き上げてください。
拭いた後は直射日光を避け、風通しの良い場所で完全に水分を飛ばしてから本体へセットすることが大切です。
水分が少しでも残ったままセットすると、コーヒー豆が濡れて故障の原因になるため用心してください。
編集部が実践した無印のコーヒーメーカーを長く使う分解と洗い方
取扱説明書の手順に加えて、編集部で3年以上使った結果、どうしても見落としがちなポイントが判明しました。
そこで、いつものコーヒーの豊かな香りとコクをさらに深く味わうためのちょっとしたコツをまとめました。
- 本体側のミルシャッターを開けて内部の粉を落とすのが盲点だった
- ドリッパーやガラス容器の中性洗剤洗いは毎日行うのがベスト
- 湯沸かし容器のしつこい水垢はクエン酸の漬け置き洗いが効果的
本体側のミルシャッターを開けて内部の粉を落とすのが盲点だった
ミル本体を掃除しただけでは、完全なお手入れとは言えません。
実は、本体側の「ミル固定部」の奥にも古いコーヒー粉が大量に付着していることに驚くはずです。
取扱説明書にも記載がありますが、ミルを外した状態で電源を入れて「ミル」ボタンを押し、内部のミルシャッターを開く操作が必須となります。
シャッターが開いた状態で、上から付属のブラシを使ってミルシャッター穴から粉を下に落とします。
このとき、真下に空の受け皿を置いておかないと粉が散らばってしまうため、必ず受け皿をセットしてからケアを行ってください。
ドリッパーやガラス容器の中性洗剤洗いは毎日行うのがベスト
直接コーヒー液が触れるドリッパーやガラス容器などは、使うたびに台所用の中性洗剤と柔らかいスポンジで洗い流します。
食器洗い乾燥機や熱湯消毒はガラスの破損やパーツの変形を招くため、必ず手洗いで済ませるのが安全です。
洗った後は布巾で拭かず、自然乾燥させると水垢がつきにくく衛生的です。
湯沸かし容器のしつこい水垢はクエン酸の漬け置き洗いが効果的
本体上部の「湯沸かし容器」の内側に付着する白い汚れの正体は、水道水に含まれるミネラル分(カルキ)です。
長期間使っていると少しずつ蓄積し、お湯の沸き上がりに影響を与える可能性があります。
このようなミネラル分の固着には、取扱説明書でも推奨されているクエン酸を使った漬け置き洗いがとても役立ちます。
湯沸かし容器に熱湯と計量スプーン2杯分のクエン酸を入れ、約12時間ほどじっくり放置してください。
翌日にしっかりとよくすすぐだけで、内側が新品同様にピカピカな透明感を取り戻します。
クエン酸の成分が残らないように、洗浄後は水だけで数回ドリップ動作を行って内部のすすぎ出しを徹底するとさらに安心です。
クエン酸は100円ショップやドラッグストアで手に入る安価なものでしっかりとパワーを発揮しますよ。
無印のコーヒーメーカーの分解や洗い方に関するよくある質問
ここからは、無印良品のコーヒーメーカーをお手入れする際に浮かびやすい疑問をQ&A形式でまとめました。
特に生産が終了しているモデルの場合、自己判断で間違ったメンテナンスを行うと取り返しがつかなくなる恐れがあります。
トラブル発生時の対応策として、いざという時の参考にしてください。
誤ってミルを水洗いしてしまった場合はどうすればいいですか?
万が一ミルを水に濡らしてしまった場合は、絶対にそのまま本体へセットしてはいけません。
すぐに乾いた布で表面の水分を徹底的に拭き取り、数日間風通しの良い日陰で完全に内部まで乾燥させることが不可欠です。
水滴が残ったまま通電させると、ショートして発火する危険性すらあります。
十分に乾かした後に異音や動作不良が見られる場合は、直ちに使用を中止してメーカー窓口へ相談してください。
カビがミルの内部に生えてしまったときの対処法はありますか?
長期間放置してしまいカビが発生したケースでは、健康への影響を考慮して部品の交換を推奨します。
前述した通りミル本体は水洗いできず漂白剤への浸け置きも不可なため、物理的にカビそのものを完全に除去するのは困難です。
どうしても自力で対処したい場合は、硬く絞った布で何度も丁寧に拭き取り、アルコールスプレーを布に含ませて除菌する程度に留めてください。
本体からコーヒーの嫌な臭いがするときの原因は何ですか?
抽出したコーヒーから酸化したようなエグい臭いがする場合は、内部に残った古い粉が原因であるケースが大半です。
特にミル固定部やミルシャッターの奥に、数週間前の粉がこびりついていないか再確認してみてください。
また、湯沸かし容器内に残った古い水が腐敗している可能性もあるため、使用後は必ず水を捨てて乾燥させる習慣が大切です。
【まとめ】無印のコーヒーメーカーは正しい分解と洗い方で長く使える
無印良品の「豆から挽けるコーヒーメーカー」は、そのシンプルなデザインとは裏腹に、繊細なメンテナンスを必要とする本格的なマシンです。
せっかく綺麗にお手入れをしたマシンには、相性の良い美味しいコーヒー豆をセットしたいですよね。
定期的なお掃除を少し手間に思えたとしても、適切にケアを続ければ確実に美味しい一杯で応えてくれます。
- 取扱説明書にない分解やミルの水洗いは故障の原因となるため避ける
- ミルは本体から引き抜き付属のブラシを使って粉を落とす
- ガラス容器の手洗いや湯沸かし容器のクエン酸洗浄を行う
- すでに生産終了しているため消耗部品は店舗で取り寄せる
日々の少しのお手入れを手間に思わず、コーヒーを淹れる一連の儀式として楽しんでみてはいかがでしょうか。
正しいメンテナンス知識を身につけて、充実したおうちカフェ時間を過ごしてください。
