コーヒー豆のネット販売の始め方は?初心者でも失敗しない5つの手順と売れるコツ

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コーヒー豆のネット販売は、正しい手順を踏めば実店舗を持たずに自分のブランドを立ち上げられるビジネス。

自分でおいしいコーヒーを追求し、それを直接全国のファンへ届ける事業は、最高のやりがいを伴います。

とはいえ、法的な許可や梱包の準備など、販売前にクリアすべき制度も存在するもの。

手続きの流れや、利益を出すための販売ルートを確認していきます。

この記事でわかること
  • 初期費用を抑えフリマサイトや無料EC作成サービスからスタート可能
  • 開業前に保健所の営業届と食品衛生責任者の資格取得が必要
  • 無添加無加糖のレギュラー単体なら栄養成分表示は免除される
目次

コーヒー豆のネット販売の始め方と事前に決める事業方針

まずは、実際の手続きに入る前に、目指す事業の方向性を整理しておくことが大切。

リスクを抑えてスタートするための考え方や、利益を出す仕組みを解説します。

方向性決めのポイント
  • パソコンひとつで実店舗を持たなくても開業できる
  • フリマ等の小規模スタートなら低リスクで始められる
  • 編集部が実際にBASEで小規模のショップを開設した体験談
  • 利益率を左右する自家焙煎と仕入れ販売の違いを理解する
  • 原価率や利益の仕組みを事前にシミュレーションする

パソコンひとつで実店舗を持たなくても開業できる

インターネットを活用すれば、高額な家賃や設備投資を必要とする実店舗を持たなくてもコーヒーブランドを開業できます。

開業に必要なのは、焙煎機材、パソコン、そして販売用のネットショップのみです。

注文が入った分だけ焙煎して発送するスタイルなら食品ロスを防ぐことができ、初期投資を低く抑えて小規模スタートできる点も大きな魅力。

フリマ等の小規模スタートなら低リスクで始められる

いきなり独自のネットショップを立ち上げるのが不安な場合、メルカリShopsのようなフリマアプリのビジネス版を活用するのも一手です。

まずは少量の豆を出品して市場の反応や好まれやすいパッケージをテストし、ファンがついてから自社サイトへ移行するというルートを組むと着実に事業を成長させられます。

最大のメリット

スマートフォンひとつで手軽に出品でき、集客自体をプラットフォーム側が担ってくれるのが一番の強みといえるポイント。

最初から過大な負荷をかけないことが成功のセオリーです。

編集部が実際にBASEで小規模のショップを開設した体験談

おうちカフェの延長で、自身もネットショップを開設し、テスト販売から得た結果をお伝えします。

一番苦労したのは厚さ3cm以内に収まる配送用ダンボールの選定作業でした。

実際に3種類の箱サイズを比較し、最終的にクリックポストを利用したら1通185円で確実に利益を確保できました。

また、80℃の適温で淹れた自家焙煎豆の深いコクと甘い香りを体験すると、市販品と比較しても明らかな違いを感じられ、こうした地道な計算の苦労も報われます。

この段階で、送料を含めた価格設定をしておかないと手元にお金が残らない現実を肌で理解したものです。

利益率を左右する自家焙煎と仕入れ販売の違いを理解する

コーヒー豆を販売するにあたり、「自家焙煎」と「仕入れ販売・OEM」のどちらの体制を選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか?

自家焙煎のプロセスについてもより詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。

あわせて読みたいコーヒー豆の焙煎「ロースティング」とは?仕組みや初心者向けに必要な道具を解説

販売スタイルの比較

自家焙煎のケース
– 生豆を安く仕入れて付加価値をつけるため、利益率が高い手法
– 焙煎技術の習得と専用機材の導入という初期ハードルが存在
仕入れ販売のケース
– 既存のロースターから完成品を卸してもらうため、利益率は低くなる運用モデル
– 焙煎スキル不要で、ブランディングや集客にリソースを集中可能

個人のスモールビジネスとしては、高い利益水準を確保できる自家焙煎でのスタートが王道ルートとして採用されています。

原価率や利益の仕組みを事前にシミュレーションする

ネット販売では単純な生豆の原価だけでなく、包装資材や送料が継続的に利益を圧迫するのではないかと不安になる方もいるはずです。

1杯あたりの適正原価率

なお、1杯あたりの適正原価率の目安はおおむね 30% 以下

生豆の価格やパッケージ費用、さらに配送箱や決済手数料もすべてを合算して販売価格を決定します。

たとえば200gの豆を1,500円で販売する場合、すべての経費を引いた後、確実に利益が残るようエクセル等で設計しておく必要があります。

数字の裏付けがない販売計画は、必ず後で行き詰まるという事実。

コーヒー豆のネット販売の始め方と必須となる許可や資格

食品をインターネットで販売する以上、国が定めた許可や届け出は絶対に避けて通れません。

特に2021年の制度変更が現在でも適用されており、コーヒー業界の販売ルールは明確化されています。

実際の手続きを順番に解説します。

法的手続きの全体像
  • 食品衛生法の改正により保健所へ「営業届」の提出が必須
  • 各施設に「食品衛生責任者」を取得した人員を配置する
  • ネットショップには「特定商取引法に基づく表記」の掲載が必須

食品衛生法の改正により保健所へ「営業届」の提出が必須

自宅のキッチンや専用の工房でコーヒー豆を焙煎して袋詰めし販売する場合、営業の届け出がルールとして定められました。

くわえて、2021年6月に施行された食品衛生法の改正(現在も適用)により、コーヒー豆の焙煎販売は「営業許可」までは不要ですが、「営業届」の対象となっています。

営業届出制度は、衛生管理の義務化に伴い、地域の食品衛生行政が、管轄する食品事業者の所在を把握するために創設されました。

出典:厚生労働省 食品衛生申請等システム

手数料はかかりませんが、販売を開始する前には必ず管轄の保健所に書類を提出して受理される必要があります。

自治体によってはオンライン窓口での申請にも対応しているため、事前に市区町村のサイトを確認してください。

各施設に「食品衛生責任者」を取得した人員を配置する

営業届を出して事業を営む施設には食品衛生責任者を常駐させる義務が発生しますが、各都道府県の食品衛生協会が開催する講習会(1日程度、1万円前後)を受講すれば誰でも取得可能です。

すでに調理師や栄養士、製菓衛生師などの資格を持っている人は、講習会を免除されて責任者に就任できる規定もあります。

受講希望者が多く予約が数ヶ月待ちになる地域も珍しいことではなく、開業を決めたら真っ先に日程を押さえるのが一番のコツ。

ネットショップには「特定商取引法に基づく表記」の掲載が必須

インターネットで商品を販売する事業者は、消費者を守るために「特定商取引法に基づく表記」の掲載が義務となっています。

たとえば、事業者の氏名(法人の場合は名称)、住所、電話番号、代金の支払い時期、返品の特約などをショップ内に明記しなければなりません。

昨今、ベースやストアーズなど一部のプラットフォームで、事業主の所在地や電話番号を非公開に設定する機能が利用可能となっています。

自宅の住所をネット上に公開することに抵抗がある場合は、こうした代理機能を備えたシステムを活用すると安心でしょう。

消費者トラブルを防ぐためネット販売では「特定商取引法」による規制を受けます。

詳細について確認したい方は、消費者庁 特定商取引法に関する専用サイトもあわせてご覧ください。

コーヒー豆ネット販売の始め方と実際の5つの手順

ここからは、実際にコーヒー豆のネット販売をスタートさせるまでの具体的なロードマップを整理します。

滞りなくスムーズに開業するための段階的なアプローチで、各フェーズごとのタスクを順番に解説します。

5つの手順の全体像
  • 何のコーヒーを誰に届けるかショップのコンセプトを決める
  • 生豆を仕入れるルートと専用焙煎機を確保する
  • コーヒー豆専用のパッケージや梱包資材を用意する
  • 食品表示ラベルを作成し食品表示法のルールをクリアする
  • ネットショップを開設して決済方法と配送設定を完了させる

何のコーヒーを誰に届けるかショップのコンセプトを決める

膨大な数のコーヒー通販サイトの中で埋もれないためには、他店にはない独自のコンセプトを打ち立てる作業が必須です。

そして、「酸味が苦手な人のための極深煎り専門店」「デカフェ(カフェインレス)に特化した妊婦さん向けのブランド」など、誰のどんな悩みを解決するかを明確に絞り込むこと。

ターゲットが絞られているほど、ニッチな検索キーワードから深い悩みを抱えたコアな顧客が流入しやすくなります。

販売する豆の種類やパッケージのデザインも、すべてこのコンセプトを軸にして決定していくのが失敗しない起業の基本。

生豆を仕入れるルートと専用焙煎機を確保する

自家焙煎でスタートする場合、高品質な生豆を安定して買い付けられる専門の問屋との取引口座を開く必要があります。

なお、ワイルドコーヒーや松屋コーヒー本店など、個人や小規模ロースター向けに1kg単位から生豆を卸してくれる業者がいくつか存在します。

同時に、初期の生産規模に見合った焙煎機(手回しロースター、小型の電気式焙煎機、あるいはフジローヤル等の小型ガスロースター)を選定し、テスト焙煎を十分に行って味のプロファイルを作り上げてください。

機材の選定は予算と直結するため、身の丈にあった投資から始めるという選択。

コーヒー豆専用のパッケージや梱包資材を用意する

コーヒー豆は焙煎直後から炭酸ガスを放出し、同時に酸素に触れると急速に酸化して風味が劣化するデリケートな食品です。

そのため、アロマブレスパック(ガス抜けバルブ付きの袋)や、アルミ蒸着フィルムを使った遮光性・防湿性の高い専用袋を使用するのが業界の常識。

注意点

透明なビニール袋は紫外線を通し、コーヒーの油脂分を酸化させるため長期保存のパッケージには向いていません。

さらに、ポストインで発送するための厚さ3cm以内の専用ダンボールでの対応サイズなど)も業販サイトでまとめ買いしてコストダウンを図る工夫が必要です。

食品表示ラベルを作成し食品表示法のルールをクリアする

容器包装に入れられた加工食品を一般消費者に販売する場合、食品表示法に基づく「一括表示ラベル」をパッケージの外側に見やすく貼り付ける義務があります。

さらに、ラベルには、名称(レギュラーコーヒー等)、原材料名(コーヒー豆)、生豆生産国名、内容量、賞味期限、保存方法、製造者(または販売者)の氏名と住所の記載が必須。

Word等で定型のフォーマットを作成し、市販の宛名ラベルシール等に印刷して一つずつ手作業で貼り付けていくのが個人規模では最も確実な手法です。

印字ミスや記載漏れは回収騒ぎにつながるため、最終チェックの体制を整えておくことも忘れてはなりません。

ネットショップを開設して決済方法と配送設定を完了させる

商品やパッケージの設計が完了したら、いよいよオンライン上の店舗を構築するフェーズに入ります。

たとえば、デザインのカスタマイズ性が高く利用料が無料のEC構築サービスに登録し、商品のシズル感が伝わる写真とテキストを添えてカタログを作成します。

クレジットカード決済や後払い決済の審査には数日〜数週間かかる場合があるため、ショップ開設の申し込みは早めに済ませておくのがコツ。

配送エリアでの送料設定(定額のメール便か、地域別か)も間違いが出ないよう管理画面でテスト注文を行い、正確に機能するか確認してください。

コーヒー豆のネット販売の始め方とおすすめECプラットフォーム

ネットショップの構築には、専門知識なしで直感的に操作できるASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)の利用が最適です。

手数料や集客構造の異なる2つのアプローチを、それぞれ比較してみていきましょう。

プラットフォーム選びの基準
  • BASEやSTORESなど初期費用無料のサービスを使うのが王道
  • Amazonや楽天市場は手数料が高くても集客力に優れる

BASEやSTORESなど初期費用無料のサービスを使うのが王道

コーヒーブランド立ち上げで個人事業主から最も選ばれているのが、初期費用と月額料金が完全に無料の「ベース」や「ストアーズ」です。

そして、商品が売れた時だけ手数料(決済手数料+システム利用料、おおむね3.6〜6%前後)が発生する仕組みのため、固定費による赤字リスクがゼロ。

どちらもInstagram等のSNS連携や「コーヒー豆の定期便」機能が標準で備わっており、ロースターがリピーターを育成するのに最適な機能が揃っています。

自社の世界観を美しく表現できるテンプレートが豊富な点も、ブランディング重視のショップから高く評価される理由です。

Amazonや楽天市場は手数料が高くても集客力に優れる

自社サイトではなく、Amazonや楽天市場といった巨大なインターネットショッピングモールに出店するビジネスモデルも存在します。

なお、モール自体に「コーヒー豆」を探している見込み客が毎日大量に集まるため、検索アルゴリズムに乗れば爆発的な売り上げを作るポテンシャルを秘めているのも魅力。

ただし、楽天市場は月額出店料が高額(数万円〜)で、アマゾンも販売手数料が10%前後と高めに設定されているため、薄利多売の激しい価格競争に巻き込まれるリスクへの警戒が必要です。

最初は無料プラットフォームで基盤を作り、月商が大きく伸びた段階でモール展開を検討するという戦略が現実的。

コーヒー豆のネット販売の始め方と長期的に利益を出す運用のコツ

単発で売れるだけでなく、ビジネスとして持続可能な仕組みを作るための運用ノウハウが存在します。

顧客満足度を高め、確実にリピーターを育てるための戦術をまとめました。

利益を出し続けるためのコツ
  • 初心者はメール便に対応するサイズにして送料を限界まで抑える
  • 新鮮な豆による定期便で確実にリピーターを獲得する
  • SNSを活用して独自のこだわりや商品ストーリーを積極的に発信する
  • サンクスカードを添えて購入者の満足度とファン化を促す

初心者はメール便に対応するサイズにして送料を限界まで抑える

コーヒー豆は軽量かつ平たく梱包できるため、全国一律数百円で郵送できる「クリックポスト」や「クロネコゆうパケット」等のメール便と極めて相性が良い商材です。

くわえて、送料が安いことで購入に関する心理的なハードルが下がり、「試しに200gだけ買ってみよう」という新規客の獲得に直結します。

専用の薄型ダンボールに平たく豆を敷き詰め、ポスト投函で不在時でも確実にお届けするオペレーションを構築するのが小規模ロースターの基本戦術。

宅配便(600円〜1,000円以上)に頼ると、本体価格より送料が高くなりカート落ち(離脱)の原因になるため警戒してください。

新鮮な豆による定期便で確実にリピーターを獲得する

コーヒーは消費サイクルが一定であるため、サブスクリプション(定期便)モデルとの相性が良い商材となります。

そして「毎月2回、新鮮な豆をお届け」といったサービスを作れば、翌月以降の売上が予測可能になり経営が安定します。

一度定期便に登録してくれた顧客には、焙煎日のスタンプや季節の挨拶状を同封し、常に新鮮な最高状態の豆を用意するという信頼関係を絶対に裏切らないことがポイントです。

新規客を追いかけ続けるよりも、既存客のLTV(顧客生涯価値)を最大化する方がコストパフォーマンスに優れるという現実。

SNSを活用して独自のこだわりや商品ストーリーを積極的に発信する

検索エンジンからの流入だけに頼るのではなく、インスタグラムやエックスを活用してショップの裏側を見せる広報活動が必要です。

たとえば、生豆の選別風景、焙煎している様子、コーヒー抽出の技術など、焙煎士としてのノウハウと日常をオープンに発信してください。

編集部

コーヒーの知識だけでなく「失敗談」や「苦労話」も包み隠さず共有した方が、人間味が伝わってフォロワーの応援心理が働きやすいと感じました。

商品というただのモノを売るのではなく、そこに込められたロースターの「ストーリー」と「情熱」にファンは対価を払ってくれます。

サンクスカードを添えて購入者の満足度とファン化を促す

商品が到着したその瞬間の体験を生むことは、次回の注文を決定づける重要な要素となります。

そして、印刷された納品書だけでなく、一言でも手書きによるメッセージを添えたサンクスカードを同封するだけで温かみが伝わります。

「今回は○○の豆をご購入いただきありがとうございます」等の手書きのメモが効果的。

「少し高めの温度で淹れると香りが引き立ちます」など、個別の飲み方のアドバイスを書き添えれば専門家としての信頼感は絶大です。

こうした小さなアナログ作業の積み重ねが、大手チェーンには真似できない個人ネットショップ最大の差別化戦略になります。

コーヒー豆のネット販売の始め方に関するよくある質問

開業を目指す方が疑問を抱きやすい法規的な問題や、価格相場に関する情報をまとめました。

事前準備の不安を解消するために活用してください。

まずは法規制の基礎から確認していきましょう。

Q

コーヒー豆のネット販売は儲かるビジネスですか?

A

原価率が低く利益を出しやすいビジネスモデルですが、誰でも大儲けできるわけではありません。

競合が多く存在するため、独自のコンセプト作りや地道な集客活動を継続できた人のみが生存できるシビアな世界であることは間違いありません。

また、ブラックコーヒーの成分が与えるメリットなど、コーヒー市場全体のトレンドを把握しておくことも商品設計の参考指標となります。

あわせて読みたいブラックコーヒーの効果

Q

焙煎したコーヒー豆の賞味期限はどれくらいに設定すればいいですか?

A

法律で定められた一律の期限はありませんが、多くの場合、焙煎日から1ヶ月〜3ヶ月程度に設定するケースが多く見受けられます。

ただ、最も風味が安定して美味しく飲める「飲み頃」は焙煎後3日〜2週間の間にピークを迎えます。

そのため早めの消費を呼びかけると親切です。

Q

ネット販売するコーヒー豆の価格相場はいくらくらいですか?

A

自家焙煎のスペシャルティコーヒーの場合、100gあたり800円〜1,500円(200gで1,500円〜2,500円)前後が一般的な設定相場となります。

さらに、品質の高い豆を使用し、焙煎の手間を加えているため、スーパーで販売されている量産品よりも意図的に高価格帯へ設定してブランドの格を保つ方針がとられます。

Q

パッケージにカロリーなどの栄養成分表示を書く必要はありますか?

A

コーヒー豆(レギュラーコーヒー)だけを袋詰めして販売する場合、ルールによって栄養成分表示(カロリーや脂質などの記載)は免除される規程が採用されています。

たとえば、食品表示基準の別表第9で、焙煎したコーヒー豆は「単一の栄養成分の補給を目的としない食品」等に該当するためです。

牛乳や砂糖をブレンドした加工品でない限り、必須の表示情報からは除外されるという法務事実。

Q

自宅のキッチンで焙煎したコーヒー豆を販売しても違法になりませんか?

A

保健所へ「営業届」を正しく提出し、「食品衛生責任者」を配置していれば、自宅キッチン等での焙煎作業による販売行為自体は違法にはあたりません。

ただし、事業を行なう自治体が定める条例や、賃貸物件での契約(事業利用の禁止事項等)に接触する可能性があるため、事前に管理会社や大家への確認を行うことを推奨します。

【まとめ】コーヒー豆のネット販売の始め方と正しい手順

コーヒー豆のネット販売に関する許可や資格のルール、そして売れるショップを作るための必要な環境について解説しました。

これまでの要点を再度振り返っておきましょう。

この記事のポイントまとめ
  • 設備投資を行わずメルカリ等の手軽なプラットフォームからテスト販売できる
  • 開業前に必ず食品衛生責任者の確保と保健所への営業届を済ませておく
  • 利益の直結要素はメール便サイズの梱包を徹底し送料による赤字を防ぐこと
  • サンクスカードやインスタグラム発信を強みに濃いファンに支えられる定期便を作る

自分好みに焼き上げた一杯のコーヒーが、画面越しにいる購入者の日常を豊かにする経験は格別なもの。

法律のルールや食品表示の基準を正しく抑えた上で、まずは少量の豆を焙煎して出品してみるという小さな一歩を踏み出してみてください。

あなたのこだわりが詰まったオリジナルブランドが、少しずつ確かな支持を集めていくはずです。

✍ この記事を書いた人

うちカフェマイスター編集部

おうちで手軽に楽しめるコーヒーの情報を発信中。豆選びや淹れ方、健康との付き合い方まで幅広くお届けします。

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