「買ってきた食材を袋のまま輪ゴムで留めている」「冷蔵庫の中がタッパーだらけでごちゃごちゃしている」
そんな悩みを抱えているなら、セリアの密閉容器を試してみるのがおすすめの選択肢です。
100均ショップのなかでも、セリアの保存容器はシンプルで美しいデザインと、110円とは思えない実用性の高さを両立しています。
汁漏れを防ぐパッキン付きから、片手でサッと開けられるものまで、用途に合わせた幅広いラインナップが揃っているのが大きなメリット。
この記事では、セリアの密閉容器がなぜそれほど選ばれているのか、人気のシリーズや素材別の選び方、さらには編集部が実際に使い比べた実際の感想までたっぷりとお届けします。
キッチンをすっきり整え、毎日の料理を少しでもラクにしたい方はぜひ参考にしてみてください。
- パッキン付きの密閉力で汁漏れを防げる
- プラスチックは軽さに優れガラスはにおい移りを防げる
- 用途に合わせた専用ケースが使いやすさに繋がる
- フラットで洗いやすい保存容器なら衛生的に保てる
- カビを防ぐにはパッキンを外して完全に乾燥させる
- 食洗機や冷凍庫にも対応している便利な製品が多い
セリアの密閉容器が100均とは思えないほど優れている理由
セリアの密閉容器を手にとって最初に驚くのは、その作りの精巧さでしょう。
スーパーやホームセンターで数百円するようなクオリティの製品が、100均で手軽に揃えられます。
- パッキン付きで汁漏れや湿気をしっかりブロックできる
- 電子レンジ・冷凍対応など機能性が高い
- 110円から買えるのにデザインがシンプルでキッチンに馴染む
100均とは思えないほど優れている、それぞれの理由を詳しく解説します。
パッキン付きで汁漏れや湿気をしっかりブロックできる
これに関連して、保存容器に最も欠かせない密閉性を、セリアのアイテムは高いレベルでクリアしています。
フタの裏にシリコーンゴムなどのパッキンがしっかりとはめ込まれているため、傾けても中の水分が漏れにくい仕様です。
コーヒー豆や乾物など、湿気を極端に嫌う食材の保存にも安心して使えるのがうれしいポイント。
数百円するメーカー品と比べても、遜色のない高い密閉力を110円で手に入れられるのが最大の強みだと言えます。
電子レンジ・冷凍対応など機能性が高い
ただ食材を保管するだけでなく、調理の時短に直結する機能性の高さも見逃せません。
とくに「とにかく洗いやすい保存容器」シリーズなどに代表されるように、フタをしたまま電子レンジで加熱できるタイプが豊富に揃っています。
さらに多くのプラスチック製容器が冷凍庫での保存にも対応しており、保存から温めまで一つの容器で完結するため、余計な洗い物を減らしたい忙しい毎日にぴったりです。
110円から買えるのにデザインがシンプルでキッチンに馴染む
見た目の美しさでファンを獲得しているのもセリアならではの特徴でしょう。
白や黒、クリアといった主張しすぎないモノトーンカラーを中心に展開されており、いくつ並べても空間がごちゃついて見えません。
ロゴや派手な装飾が削ぎ落とされているため、出しっぱなしにしておいてもインテリアの邪魔にならず、見せる収納にも大活躍します。
プラスチックとガラスで比較する100均セリアの密閉容器
セリアの密閉容器を選ぶ際、まず直面するのが「プラスチック製」と「ガラス製」のどちらにするかという問題です。
- ポリプロピレン:100均で最もスタンダードな軽くて割れないプラスチック素材
- ソーダガラス:におい移りに強いが急な温度変化に弱い一般的なガラス素材
それぞれメリットとデメリットがあるため、保存したい食材に合わせて使い分けるのがおすすめのコツとなります。
- プラスチック製は軽くて割れにくく普段使いに合っている
- ガラス製はにおい移りや色移りが少なく長く清潔に使える
- 耐熱温度や電子レンジ対応の差を比較表でまとめた
それぞれの特徴や違いを整理して詳しく解説します。
プラスチック製は軽くて割れにくく普段使いに合っている
セリアのプラスチック密閉容器には、生活を楽にしてくれる優れた特徴が多くあります。
- とじる・はがすの手間がない
- 落としても割れない
- 軽くて持ち運びが楽
プラスチック(ポリプロピレン等)製の容器は、とにかく軽くて扱いやすいのが最大の特徴です。
万が一手が滑って床に落としてしまっても割れる心配がなく、小さなお子さんがいる家庭でも気兼ねなく使えます。
大量のおかずを作り置きして冷蔵庫と食卓を行き来させるような、毎日の出し入れに向いています。
サイズ展開も際立って豊富なので、入れたい食材にジャストフィットするものを見つけやすいでしょう。
ガラス製はにおい移りや色移りが少なく長く清潔に使える
ガラス製の容器は清潔さが長持ちするという良さがあるものの、いくつか気を付けたい点もあります。
- フタ以外は電子レンジ非対応
- 少し重みがある
一方、ガラス製の容器はプラスチック製が抱える弱点を見事に克服する優れものです。
表面が滑らかなため、カレーやトマトソースといった色の濃い料理を入れても、洗剤でサッと洗うだけで色移りや油汚れがスッキリ落ちます。
また、キムチやニンニクを使った料理など、においが強いものを保存しても、容器自体にニオイが残りにくいのも嬉しいポイントと言えます。
少し重さはありますが、長く清潔に使い続けたい食品の保存にはガラス製が際立って有利な選択肢です。
本格的な品質を求める場合は、市販されているHARIOなどの耐熱ガラス製保存容器といったメーカー専用品を検討してみてください。
耐熱温度や電子レンジ対応の差を比較表でまとめた
素材ごとのスペックの違いを表にまとめました。(※製品によって異なる場合があるため、購入前に必ずパッケージの表示をご確認ください)
| 項目 | プラスチック製(ポリプロピレン等) | ガラス製 |
|---|---|---|
| 重さ | とても軽い | 重みがある |
| 割れにくさ | 割れにくい | 強い衝撃で割れる |
| におい・色移り | 移りやすい(特に油分・色素) | ほとんど移らない |
| 電子レンジ | 多くが対応(フタは外す場合あり) | 非対応の場合が多い |
| 冷凍保存 | 多くが対応 | 液体の冷凍は膨張による破損のリスクあり |
| おすすめ食材 | 作り置きおかず、ご飯、乾物 | カレー、トマトソース、においの強い漬物 |
セリアのガラス容器の多くは「耐熱ガラス」ではなくソーダガラス製品が含まれるため、急激な温度変化(熱湯を入れる、レンジにかける等)には弱い傾向があります。
プラスチック製品の安全性については、厚生労働省の食品用器具に関する規制に基づき製造されていますが、必ず本体の注意書きをチェックするようにしましょう。
セリアの100均密閉容器を用途別に選ぶポイント
どんなに便利な密閉容器でも、入れる食材と容器の形状が合っていなければ本来の力を発揮できません。
ここからは、保存したいものに合わせたセリアのアイテムの上手な選び方をお伝えします。
- コーヒー豆や粉物の保存にはワンプッシュキャニスターが使いやすい
- 小麦粉やプロテインを袋ごと保存するならなるほどパックが合う
- 作り置きおかずの保存には電子レンジ対応タイプが便利
- 調味料や乾物のストックにはPETボトルやロックパックが合う
- 味噌や米の保存には専用ストッカーがぴったり
- バターやスライスチーズの保存には専用ケースが便利
- キャンプやピクニックなどの食材持ち運びにはロック式が安心
用途に合わせた専用のアイテムの選び方をそれぞれ詳しく解説します。
コーヒー豆や粉物の保存にはワンプッシュキャニスターが使いやすい
コーヒー豆や粉末スープの素など、片手でサッと取り出したいものには「ワンプッシュキャニスター」のような機構が適しています。
料理中でも軽く押すだけでフタを開けられるため、ストレスを感じません。
なお、また間口が広くスプーンですり切る作業もスムーズで、毎日のように開け閉めする粉物の保存にぴったりです。
小麦粉やプロテインを袋ごと保存するならなるほどパックが合う
大容量の粉物は直接詰め替えるよりも「袋ごと」保存できる深いケースを選ぶのが得策です。
セリアの「なるほどパック」などに代表される背の高い容器なら、買ってきた袋をそのままスポッと入れて粉が舞う心配もありません。
使い終わったら袋を捨てるだけなので容器を洗う手間も省け、袋の口をクリップで留めて立てて収納すればとてもスッキリまとまるでしょう。
作り置きおかずの保存には電子レンジ対応タイプが便利
週末の作り置きや夕食の残り物を保存するなら、迷わず電子レンジ対応のタッパー型を選んでください。
冷蔵庫から取り出してそのまま温め、お皿に移し替えずに食卓に出せるのは大きなメリット。
とくに蒸気弁が備わったタイプなら、洗い物の数を極限まで減らしたい忙しい毎日にぴったりです。
調味料や乾物のストックにはPETボトルやロックパックが合う
マカロニや乾燥わかめなどのストック用には、透明度の高い「PETシンプルボトル」や「ロックパック」が向いています。
プラスチックでありながらガラスのようにクリアなため、パッと見るだけで中身の残量をすぐに把握できるのが最大の魅力。
さらに、四角い形状やスリムなデザインをサイズ違いで並べれば、開けるたびに嬉しくなる統一感のあるパントリーを作れます。
味噌や米の保存には専用ストッカーがぴったり
たとえば、市販の味噌パックをそのまま入れられる「味噌ストッカー」は、セリアの隠れた大ヒット商品と言えます。
頑丈な持ち手のおかげで冷蔵庫の高い位置に置いても安全に取り出せるのがうれしいポイント。
お米の保存にもスリムな「ライスストッカー」を米びつ代わりに使えば、冷蔵庫のドアポケットにすっきり収納でき鮮度を保ちながら虫の発生も防げます。
バターやスライスチーズの保存には専用ケースが便利
特定の食材に特化した専用ケースを展開しているのもセリアならでは。
「バターカッター付きケース」や「スライスチーズケース」がとくに人気で、袋のまま置くとバラバラになりがちなスライスチーズを四角いケースで自立させ、賞味期限もわかりやすく管理できます。
使いかけのパッケージを何重にも折りたたんだり、クリップで無理やり留めたりといった地味なストレスを解消してくれるありがたいアイテムです。
キャンプやピクニックなどの食材持ち運びにはロック式が安心
近年はアウトドアシーンでも熱い視線を集めているセリアの密閉容器。
BBQやキャンプにカットした野菜やお肉を持ち運ぶなら、フタの四方をカチッと留める「ロック式」を選んでください。
強力な4点ロックでクーラーボックスの中で大きく揺れても汁漏れのリスクが減るため、他の荷物を汚したくない場面で最も安全な対策です。
セリアの100均密閉容器で人気のシリーズ全6種
セリアの店頭には数え切れないほどの保存容器が並んでいますが、その中でもSNSや口コミでとくに高く評価されているのが以下の6シリーズです。
それぞれの強みを理解して、自分のキッチンに一番合うものを見つけてみてください。
- 「とにかく洗いやすい保存容器」は溝が少なく手入れがとにかく楽
- 「ワンプッシュキャニスター」は片手で開けられて調理中に重宝する
- 「しっかりパック」はパッキンの密閉力が高く汁物も安心
- 「楽ちんパックスクエア」は冷蔵庫でスタッキングしやすく省スペース
- 「抗菌パック」はにおい移りが少なくお弁当のおかず入れに向いている
- 「なるほどパック」は粉物を袋ごと入れられて詰め替えの手間がない
これら人気のシリーズそれぞれの実際の使い勝手を詳しく解説します。
「とにかく洗いやすい保存容器」は溝が少なく手入れがとにかく楽
名前の通り、洗いやすさに全振りした画期的なシリーズです。
フタと本体のフチ部分が完全にフラットでスポンジがサッと通るため、お皿と同じ感覚で洗えます。
なお、パッキンレスのシンプルな構造でありながら、フタをしたまま電子レンジ加熱もできる理想の時短アイテムと言っても過言ではありません。
「ワンプッシュキャニスター」は片手で開けられて調理中に重宝する
調理中のスムーズな動作を追求するなら、このシリーズの右に出るものはありません。
フタの上部を軽く押すだけでパカッと開くため、片手でフライパンを振りながらでも塩や砂糖をサッと加えられます。
さらに、残量チェックも一目で完了でき、ただ並べておくだけでキッチンがおしゃれになる名品です。
「しっかりパック」はパッキンの密閉力が高く汁物も安心
より確実な密閉性を求める方に多くの支持を得ているのが「しっかりパック」シリーズ。
弾力のあるやわらかいフタが本体にピタッと密着し、少し傾けた程度では中の水分がこぼれ出ません。
サイズのバリエーションも豊富に揃っています。
キムチやスープといった液体の多いおかずの保存から、お弁当用の常備菜ストックまで幅広く対応します。
絶対に汁漏れさせたくない食品を保存する際の最適のアイテムとして重宝します。
「楽ちんパックスクエア」は冷蔵庫でスタッキングしやすく省スペース
たとえば、冷蔵庫の限られたスペースを有効活用したい方におすすめなのが、このスクエア型のシリーズです。
フタの天面がフラットに作られており、違うサイズでもきれいに積み重ねて収納できるのが設計の妙と言えます。
角が丸みを帯びた四角い形状は冷蔵庫の棚の奥までぴったりと収まり、パズルを楽しむように庫内を機能的に整頓できるはずです。
「抗菌パック」はにおい移りが少なくお弁当のおかず入れに向いている
銀イオン(Ag+)の抗菌効果が練り込まれており、菌の繁殖を抑える効果が期待できる衛生的なシリーズであり、シリコーンゴム特有の色移りがしにくいメリットがあります。
とくに、夕食の残り物をこの容器に入れて冷蔵庫で保管し、翌朝そのままお弁当として持ち出すといった使い方にもぴったり。
においの強い食品のストックなど、衛生面が気になる用途に最適な選択肢と言えます。
「なるほどパック」は粉物を袋ごと入れられて詰め替えの手間がない
「詰め替え」という名もなき家事をゼロにしてくれるのが、この「なるほどパック」ならではの特徴です。
市販の小麦粉(1kg)などの袋ごとすっぽりと収まる、深さと広さのある絶妙なサイズ感に設計されています。
詰め替え時に粉がこぼれて台を拭く手間も、使い切ったあとに粉だらけの容器を洗う手間も一切不要です。
袋の口をクリップで留めてから容器に立てて収納するだけで、とてもスッキリと整理できるはずです。
編集部がセリアの100均密閉容器を5種類使い比べてみた
「本当に100均の容器で十分なの?」と疑問に思う方のために、当編集部で実際にセリアの人気密閉容器5種類を購入し、1週間にわたって使い比べてみました。
| 検証項目 | 1位に輝いたアイテム | 評価のポイント |
|---|---|---|
| 洗いやすさ | とにかく洗いやすい保存容器 | フチの溝がゼロ。スポンジ一擦りで油汚れが落ちた |
| 密閉力(汁漏れ) | しっかりパック | 水を入れて逆さにしても一滴も漏れなかった |
| 開口の早さ | ワンプッシュキャニスター | 片手が濡れていても手の甲でポンと開けられた |
| 収納性 | 楽ちんパックスクエア | 冷蔵庫の棚にデッドスペースを作らず重ねられた |
| 鮮度保持(コーヒー) | パッキン付きガラス容器 | 1週間後も豆の香りが飛んでいなかった |
以下で、それぞれの検証でトップになったアイテムの実際の感想を詳しくレビューします。
長持ちさせるための正しいお手入れ方法をまとめました。
- 洗いやすさは「とにかく洗いやすい保存容器」がとても楽だった
- 密閉力は「しっかりパック」が一番で傾けても漏れなかった
- 片手だけで開閉したいなら「ワンプッシュキャニスター」が一番早かった
- 冷蔵庫への収まりは「楽ちんパックスクエア」が一番すっきり重ねられた
- コーヒー豆の保存テストでは密閉力の高いパッキン付きが有利と判明
洗いやすさは「とにかく洗いやすい保存容器」がとても楽だった
毎日使うタッパーで最も苦痛な「フチの溝に溜まった水滴を拭く作業」が完全に不要だったのがこの容器。
スポンジが引っかかる部分が一切なく、カレーを入れた後の油汚れも洗剤でサッと撫でるだけで落ちたのには感動しました。
洗い物のストレスを少しでも減らしたいなら、これ以外に選択肢はないと断言できるほどの快適さです。
密閉力は「しっかりパック」が一番で傾けても漏れなかった
密閉力のテストとして以下の手順を試しました。
-
1
容器の半分まで水と少量の醤油を入れる
-
2
フタをして上下逆さまに強く振る
-
3
逆さにして水滴が漏れないか確認する
パッキンがないタイプはどうしても隙間から水滴が滲み出てしまいましたが、「しっかりパック」だけは完全に水分を封じ込めました。
お弁当箱として横に倒れた状態で持ち運ぶのは推奨されませんが、冷蔵庫の中でうっかり倒してしまった程度の衝撃なら全く問題ありません。
汁気の多い煮物や、臭いの強い漬物を保存する際の安心感は群を抜いて高いと感じました。
片手だけで開閉したいなら「ワンプッシュキャニスター」が一番早かった
料理中に「少し塩を足したい!」と思ったとき、最も素早く動作できたのがこの容器です。
他の容器が両手でフタを開ける動作を必要とするのに対し、これなら人差し指で押すだけで完了します。
本格的な密閉性とデザイン性を重視するなら、山崎実業のtowerシリーズの密閉保存容器なども比較検討したいところです。
まずは100均で手軽に揃えたい方にはうってつけのアイテムと言ってよいほどの完成度。
手が水や油で汚れているときでも、手の甲や肘のあたりを使ってポンと開けられるのがとても助かりました。
コンロ周りによく使う調味料を並べておく用途で、素晴らしいアイテムだと言えます。
冷蔵庫への収まりは「楽ちんパックスクエア」が一番すっきり重ねられた
複数の容器に作り置きおかずを詰めて冷蔵庫に入れるテストでは、スクエア型の真価が発揮されました。
丸型だと生まれてしまうデッドスペースが四角い形状ではゼロになり、庫内の側面にもピタッとくっつきます。
なお、フタの天面が平らなので上に別のタッパーを重ねても安定感が抜群で、限られたスペースを120%有効活用できる秀逸なデザインです。
コーヒー豆の保存テストでは密閉力の高いパッキン付きが有利と判明
当メディアならではの検証として、各容器に焙煎したてのコーヒー豆を50gずつ入れ(詳しくは、コーヒー豆の保存方法と劣化の原因をご参照ください)、1週間後の香りの変化を独自の5段階評価で記録しました。
結果として、シリコーンゴムのパッキンがついたガラス製容器に入れた豆が、最も開封時の「プシュッ」というガス抜けの音と豊かな香りを保っていることが分かりました。
ワンプッシュキャニスターなどのプラスチック製は開閉を手軽にできる分、わずかに香りの飛びが早い傾向が見受けられます。
長期間かけて少しずつ消費する嗜好品の保存には、開閉の手間よりもパッキンの密閉力を優先すべきという結論と言えます。
セリアの100均密閉容器でキッチンをすっきり整える収納アイデア
密閉容器はただの保存箱ではなく、キッチン整理の環境を美しく整えるための役立つツールでもあります。
ここからは、セリアの容器のポテンシャルを最大限に引き出す、見た目も美しい収納アイデアをご解説します。
それぞれのアイテムの良さと実力を徹底解説します。
- 透明容器で中身を見せる収納にすると在庫管理がしやすくなる
- スクエア型を揃えると冷蔵庫の棚で隙間なく並べられる
- モノトーンのフタで統一するとキッチン全体に清潔感が出る
- 引き出し収納にはスリムタイプを立てて並べると取り出しやすい
透明容器で中身を見せる収納にすると在庫管理がしやすくなる
パスタやマカロニなどのストック食材は、買ってきた袋のまま棚に押し込むと残量が分からなくなりがちです。
透明なアクリルやPET素材のボトル型容器に詰め替えれば、扉を開けた瞬間に一目で残量を把握できます。
さらに、「もうパスタが少ないから買っておこう」と在庫チェックが自然に行え、中身をあえて見せることでお店のディスプレイのような収納が完成するのもうれしいポイント。
スクエア型を揃えると冷蔵庫の棚で隙間なく並べられる
「四角い空間には四角い容器を入れる」のが冷蔵庫収納の基本です。
セリアのスクエア型容器をサイズ違いで揃え、テトリスのように隙間なく敷き詰めることで、丸いタッパーだと生まれるデッドスペースが解消されます。
これまで入り切らなかった食品まで収納でき、統一感のある四角いラインが並ぶ様子は開けるたびにため息が出るほどの美しさです。
モノトーンのフタで統一するとキッチン全体に清潔感が出る
これに関連して、キッチンのごちゃつき感は、実はいろいろな「色」が氾濫していることが主な原因であり、赤いフタや青いフタなどのパッケージが行き交う空間は、いくら整頓しても散らかって見えてしまいます。
セリアの密閉容器の強みである「白・黒・クリア」といったモノトーンカラーでフタの色を統一するだけで、空間からノイズがスッと消え去るはずです。
色数を絞るというシンプルなルールを守るだけで、リフォームしたかのようにキッチンが垢抜ける効果的なテクニックとなります。
引き出し収納にはスリムタイプを立てて並べると取り出しやすい
シンク下などの深い引き出しに容器を収納する場合、上にどんどん重ねてしまうと一番下のものが取り出せなくなるため、厚みのないスリム形状容器を立てて並べる収納を推奨します。
フタの上面にラベルシールで中身を書いておけば、上から見下ろしたときに目的のものが一目で把握できるはずです。
マスキングテープを使えば、洗うときにサッと剥がせて衛生的ですよ。
奥に埋もれて化石になってしまう食材をゼロにする、とても機能的で美しい収納法です。
セリアとダイソーの100均密閉容器を比べてわかった違い
「100均の保存容器なら、ダイソーでも同じじゃないの?」と疑問を持つ方も多いはずです。
そこで、業界2トップであるセリアとダイソーの密閉容器を比較し、それぞれの強みと選ぶシーンを整理しました。
それぞれの特徴を整理して解説します。
| 比較項目 | セリア | ダイソー |
|---|---|---|
| 得意なこと | デザイン性、シンプルさ | 大容量、サイズ展開の豊富さ |
| カラー展開 | 白・黒・クリアなどモノトーン中心 | 赤・青などカラフルなものも多い |
| 注目シリーズ | 洗いやすい・ワンプッシュ系 | 耐熱ガラス系(200円〜300円商品含む) |
| 向いている人 | インテリアに統一感を出したい人 | たくさん作り置きしてガンガン使いたい人 |
用途に合わせた専用のアイテムをそれぞれ解説します。
- セリアはデザイン性とキッチンとの統一感で選ばれやすい
- ダイソーはサイズ展開の幅広さと大容量で勝っている
- パッキンの手入れのしやすさにも明確な差がある
セリアはデザイン性とキッチンとの統一感で選ばれやすい
たとえば、セリアの最大の武器は、何と言っても100均とは思えないほど洗練された「デザインの良さ」です。
無駄なロゴや派手な色がなく、どんなテイストのキッチンにも溶け込むシンプルさが徹底されています。
「収納グッズをすべて同じブランドで揃えたい」という美意識の高い読者から際立って選ばれており、見た目と機能性を両立させたいなら間違いなくセリアに軍配が上がるはずです。
ダイソーはサイズ展開の幅広さと大容量で勝っている
一方、実用性とボリュームを重視するならダイソーの右に出るものはありません。
セリアでは見かけないような4Lを超える巨大なタッパーから、極小のソース入れまで、ありとあらゆるサイズが揃っています。
また、100円の枠を超えた200円〜500円商品も展開しているため、オーブンで使える本格的な耐熱ガラス容器なども手に入ります。
家族の人数が多く、とにかく大容量の作り置きを効率よくこなしたい場合にはダイソーの強みが活きるはずです。
パッキンの手入れのしやすさにも明確な差がある
お手入れのしやすさという点では、「とにかく洗いやすい保存容器」を大ヒットさせたセリアがリードしている印象です。
溝がない、パッキンがないといった、毎日の家事の「名もなきストレス」を解消することに特化した痒いところに手が届く設計が目立ちます。
一方のダイソーも近年は洗いやすさに配慮した製品を増やしていますが、しっかり密閉する代わりにパッキンが外しにくい(洗いにくい)旧型の製品もまだまだ混在しています。
家事の時短という観点で見れば、セリアの設計思想のほうが一歩先を行っていると感じます。
セリアの100均密閉容器のお手入れ方法
どんなに高機能な容器でも、間違ったお手入れを続けると寿命が縮んでしまいます。
110円で買ったお気に入りの容器を長持ちさせるための、正しいメンテナンス方法をおさらいしておきましょう。
それぞれの実際の使い勝手を詳しく解説します。
- パッキンは外して洗うとカビやぬめりが防げる
- 食洗機対応か非対応かをフタ裏の刻印で確認する
- 色移り・におい移りが気になったら重曹やクエン酸で落とせる
- 洗った後はしっかり乾燥させるとパッキンのカビを防げる
パッキンは外して洗うとカビやぬめりが防げる
パッキン付きの密閉容器を使う上で、最も注意すべきなのが「黒カビ」の発生です。
水分や調理の油がパッキンの裏に溜まったまま放置すると、すぐにカビの温床になってしまいます。
なお、洗う際は面倒でも必ずシリコーンゴムを外し、溝とパッキンの両方を食器用洗剤で丁寧に洗うひと手間を習慣にしてみてください。
食洗機対応か非対応かをフタ裏の刻印で確認する
「100均のタッパーは食洗機で洗っても大丈夫?」と心配になる方も多いと思いますが、セリアの容器の多くは食洗機に対応しています。
ただし、確実な見分け方として、必ず容器の底面やフタの裏にある刻印(または購入時のシール)を確認するクセをつけてください。
「耐熱温度140℃以上」と書かれているポリプロピレン製であれば、基本的に食洗機の高温洗浄にも耐えられます。
間違って耐熱性の低い容器を食洗機に入れてしまうと、熱でぐにゃりと変形してフタが閉まらなくなるため注意が必要です。
色移り・におい移りが気になったら重曹やクエン酸で落とせる
長年使っているとプラスチック容器にはどうしても食品のにおいや色が染みついてしまうもの。
そんなときはキッチンにある「重曹」を使ったつけ置き洗いが効果的で、ぬるま湯に大さじ1杯の重曹を溶かして一晩つけるだけでカレーの黄色いシミやキムチのにおいがとても薄くなります。
水アカなどのアルカリ性の汚れが気になるときは、クエン酸水につけ置くのもおすすめのメンテナンス法です。
洗った後はしっかり乾燥させるとパッキンのカビを防げる
洗い終わったあと、水滴が残る状態でフタを閉めて棚にしまっていませんか?
この「生乾き」こそが、パッキン周辺にカビを発生させる最大の原因です。
洗った後は風通しの良い水切りカゴで完全に自然乾燥させるか、清潔な布巾でパッキンの溝の奥までしっかりと拭き取ってください。
水気を一滴も残さないことこそが、100均の密閉容器を最も長持ちさせる最大のコツと言っても過言ではありません。
セリアの100均密閉容器で失敗しないための注意点
価格が安くても、確認せずに手荒く扱うと思わぬトラブルの原因となります。
安全に使い続けるために、以下の注意点だけは必ず頭に入れておきましょう。
長持ちさせるための正しいお手入れ方法をまとめました。
- フタと本体で耐熱・耐冷温度が異なる場合があるため事前に確認する
- 耐熱温度を超えて電子レンジにかけるとフタが変形する
- ワンプッシュキャニスターは完全密閉ではないため液体や冷凍に不向き
- カレーなど油分の多い食品を電子レンジで加熱すると容器が溶ける恐れがある
- においの強い食品にはガラス製を選ぶとにおい移りを防げる
フタと本体で耐熱・耐冷温度が異なる場合があるため事前に確認する
保存容器によくある落とし穴が「本体はレンジOKなのに、フタはNGだった」というパターンです。
セリアの製品でも、本体は耐熱温度140℃のポリプロピレン製でも、フタはやわらかいポリエチレン(耐熱温度70℃程度)で作られているケースが多々あります。
表示を見落としたまま冷めたおかずをレンジで加熱してしまうと、フタだけが溶けて使い物にならなくなります。
必ず購入時にパッケージの表示を読み、フタと本体それぞれの耐熱温度を把握しておくのがポイントです。
耐熱温度を超えて電子レンジにかけるとフタが変形する
電子レンジでの加熱は、想像以上に容器へ負担を与えています。
とくに「解凍モード」ではなく「あたためモード」で長時間加熱を続けると、容器の耐熱限界を超えてしまうことがよくあります。
フタが変形すると密閉性が完全に失われ、ただの「乗せるだけのフタ」になってしまいます。
レンジで温める際は、少し面倒でもフタを完全に外すか、蒸気弁を必ず開けてから加熱するようにしてください。
ワンプッシュキャニスターは完全密閉ではないため液体や冷凍に不向き
SNSで大人気の「ワンプッシュキャニスター」ですが、実はこの商品は「完全密閉」ではありません。
パッキンはついていますが、あくまで粉物や乾物を湿気から守る程度の密閉力で作られています。
そのため、自家製のタレやスープなどの液体を入れて横に倒すと中身が漏れ出します。
また、冷凍庫に入れるとプラスチックが脆くなり割れる危険があります。
必ず「常温の乾物保存専用」として割り切って使うようにしてください。
カレーなど油分の多い食品を電子レンジで加熱すると容器が溶ける恐れがある
プラスチック製の容器を扱う上で、特に気をつけるべきなのが油分の多い食品の加熱です。
耐熱温度が「140℃」と表示されている電子レンジ対応容器であっても、カレーやミートソースなどの油分の多い食品の加熱には細心の注意が必要です。
電子レンジで油分を含む食品を加熱すると、部分的に140℃をはるかに超える超高温に達する恐れがあります。
その結果、プラスチックの表面がブツブツと溶けたり、白く変色して二度と元に戻らなくなってしまいます。
カレーの温め直しで容器をダメにしてしまった経験を持つ方はとても多いはず。
油分の多い料理を温める際は、プラスチック容器から耐熱のお皿に移し替えるのが最も安全で最善の対処法です。
また、レンジ加熱による事故を防ぐポイントについては、国民生活センターの注意喚起に関する資料も合わせて確認しておきましょう。
においの強い食品にはガラス製を選ぶとにおい移りを防げる
プラスチックの性質上、キムチや生のニンニク、カレーなどの強烈なにおいは、洗剤で洗ってもどうしてもプラスチックのミクロの隙間に定着してしまいます。
とくに、においが移った容器に翌日カットフルーツなどを入れると、味が混ざって台無しになりかねません。
においの強い食品を買ってきたら、少し重くても必ずガラス製やホーロー製の容器に移し替えるルールを家庭内で作っておくことをおすすめします。
100均セリアの密閉容器はどの売り場コーナーにある?
「ネットで見たあの容器が欲しいのに、広い店内を探しても見つからない!」という100均あるあるに悩まされる方はよくあります。
お目当ての密閉容器をスムーズに見つけ出すため、セリア店内での売り場の探し方を解説します。
- キッチン用品・保存容器コーナーにサイズ別でまとまっている
- お弁当箱コーナーにパッキン付きの小型サイズがある場合も多い
キッチン用品・保存容器コーナーにサイズ別でまとまっている
これに関連して、最も確実なのが、お皿や調理器具が並んでいるエリアの近くにある「保存容器(タッパー)コーナー」です。
セリアではこのコーナーに広大なスペースを割いており、「ワンプッシュキャニスター」や「洗いやすい保存容器」といったメインシリーズがシリーズごとに綺麗に陳列されています。
同じシリーズでもサイズ違いで数種類並んでいることが多いため、自分の入れたい食材をイメージしながら、棚の端から端までじっくり比較して選ぶのがおすすめです。
お弁当箱コーナーにパッキン付きの小型サイズがある場合も多い
ここが盲点なのですが、「しっかりパック」の小さいサイズや「抗菌パック」などの一部商品は、タッパーコーナーではなく「お弁当グッズコーナー」に置かれていることがあります。
とくに、お子様のお弁当のおかずや、デザートのフルーツを入れる用途が多いためです。
保存容器コーナーを探しても見当たらない場合は、水筒やランチベルトが並んでいるお弁当箱コーナーに足を運んでみると見つかるケースがよくあります。
100均セリアの密閉容器に関するよくある質問
100均の保存容器に関して、読者の方が購入前に抱きやすい疑問とその回答をまとめました。
店舗へ足を運ぶ前に、気になる点をしっかりと確認しておきましょう。
セリアの密閉容器は液漏れしませんか?
「しっかりパック」や「ロック式」などのパッキンがついた専用の密閉容器であれば、多少傾けた程度では液漏れしません。
ただし、「ワンプッシュキャニスター」やパッキンのないタッパー類は完全密閉ではないため、横に倒すと汁が漏れる恐れがあります。
用途に合わせてパッキンの有無を確認するようにしてください。
セリアの密閉容器は食洗機で洗えますか?
多くの製品が食洗機に対応していますが、必ず製品底面やフタ裏にある表示を確認するのがポイントです。
目安として「耐熱温度140℃以上」のポリプロピレン製品であれば、一般的な食洗機の高温洗浄に耐えられます。
100均の密閉容器でコーヒー豆を保存しても鮮度は保てますか?
長期間の保存には向いていませんが、数週間で飲み切る分量なら十分に鮮度を保てます。
(詳しくは、関連記事:コーヒーの酸化を防ぐ保存のコツもあわせてご参照ください)
より香りを逃がしたくない場合は、プラスチック製ではなく「パッキン付きのガラス容器」を選ぶと、ガスの抜けを防ぎ酸化を遅らせることができます。
一方、デザインへのこだわりを強くお持ちの方は、おしゃれなガラス製キャニスターや、ワンランク上のコーヒー考具のキャニスターなども検討してみるとよいでしょう。
セリアの密閉容器はどのくらいのサイズがありますか?
小さな薬味やソースを入れる数mlのミニサイズから、小麦粉の袋をまるごと入れられる1.5L以上の大容量サイズまで、とても幅広く展開しているのが特徴。
「楽ちんパックスクエア」などは特にサイズ展開が豊富で、冷蔵庫の隙間に合わせて選びやすくなっています。
パッキンだけ別売りで買い替えられますか?
現状、セリアではパッキン単体での別売りを行っていません。
パッキンが伸びたり黒カビが落ちなくなったりした場合は、密閉力が落ちているサインです。
新しい製品に本体ごと買い替えることをおすすめします。
セリアの保存容器は冷凍庫に入れても大丈夫ですか?
「耐冷温度-20℃」などと表示がある製品であれば、冷凍庫での保存に対応しています。
ただし、水分の多い食品を入れたまま冷凍すると、氷になる際に膨張して容器が割れるリスクがあるため、液体ギリギリまで入れないよう注意してください。
「デザイン性と洗いやすさ」ならセリア、「大容量とサイズ展開」ならダイソーが有利
ワンプッシュキャニスターやなるほどパックなど、保存したいものに合わせて専用設計を選ぶのが正解
100均ショップの密閉容器は、「安かろう悪かろう」の時代を完全に抜け出しました。
お手入れのコツ
容器の角やフタの溝は、専用の隙間ブラシを使うと一瞬で綺麗になります。
- 洗剤をつけて優しく洗う
- パッキンを外して隙間を洗う
- 完全に乾いてからフタをする
セリアの店頭に並ぶ美しいタッパーたちは、あなたのキッチンのごちゃつきを解消し、毎日の名もなき家事ストレスを静かに取り除いてくれる便利なパートナーです。
たった110円の投資で、冷蔵庫を開けるたびに嬉しくなるような整頓された空間が手に入ります。
この記事の用途別選び方を参考に、ぜひ週末はセリアの保存容器コーナーに足を運んでみてください。
