タリーズのスワークルとはどんな飲み物?人気メニューや違い、カスタマイズ術まで解説

タリーズのスワークルとはどんな飲み物?人気メニューや違い、カスタマイズ術まで解説
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カフェで楽しむ冷たいドリンクといえば、何を思い浮かべるでしょうか?スターバックスのフラペチーノ®は広く知られていますが、タリーズコーヒーにも独自の魅力的なフローズンドリンク、「スワークル®」があります。

このスワークルについて詳しく知っておくと、タリーズでのカフェタイムがもっと楽しくなるでしょう。その日の気分や好みに合わせて、「シャリシャリ」とした爽快感を楽しむか、濃厚な味わいを求めるか、最適な一杯を選べるようになります。

さらに、カスタマイズ方法を知れば、自分だけの特別なドリンクを作り出す楽しみも広がりますよ。

この記事では、タリーズコーヒーならではのフローズンドリンク「スワークル」について、その基本情報から特徴、フラペチーノ®やシェイクとの違い、人気のメニュー、カスタマイズ方法、よくある質問まで、わかりやすく解説していきます。

目次

スワークルとは

「スワークル(Swirkle)」は、タリーズコーヒーだけで提供されている、オリジナルのフローズンドリンクの総称です。他のカフェにはない、タリーズならではの特別な存在といえるでしょう。

タリーズ版フラペチーノ®と呼ばれることもありますが、味わいや食感には独自の特徴が見られます。

名前は渦と輪を組み合わせた造語

「スワークル」というユニークな名前は、英語の「swirl(渦)」と「circle(輪)」を組み合わせたタリーズの造語です。

ミキサーの中で材料が渦を巻いて混ざり合う様子や、出来上がったドリンクの見た目をイメージさせます。例えば、ヨーグルト系のスワークル®で見られるソースの渦巻き模様は、まさにこの名前を表しているかのようです。

氷と液体を混ぜてシャリシャリ食感に

スワークルは基本的に、氷と液体(コーヒー、ミルク、シロップ、フルーツソースなど)をミキサーで混ぜ合わせて作られます。この作り方から生まれる最大の特徴が、独特の「シャリシャリ」とした食感です。

他のカフェのフローズンドリンクと比べ、スワークルは氷の粒が少し大きめに残っており、心地よい歯ざわりを楽しめるでしょう。なめらかなフラペチーノなどとは、この点で明確な違いがあります。

無脂肪乳ベースであっさりした後味

多くのスワークルメニューでは、ベースに無脂肪牛乳が使われています。これが、スワークルのもう一つの特徴である「あっさり」とした後味につながっているのです。

通常の牛乳やクリームを使ったドリンクと比べると、口当たりが軽く、後味がすっきりしていると感じられるでしょう。カロリーが気になる方にも嬉しいポイントかもしれません。

もちろん、濃厚な「リスタ」シリーズもありますが、標準的なスワークルは、この無脂肪乳ベースによる軽やかさが基本となっています。

スワークルとフラペチーノやシェイクの違い

タリーズのスワークルについて理解が深まったところで、よく比較されるスターバックスの「フラペチーノ」や、一般的な「シェイク」との違いを具体的に見ていきましょう。

スクロールできます
スワークルフラペチーノ一般的なシェイク
主な材料氷+液体氷+ミルク等アイスクリーム
食感シャリシャリなめらかクリーミー
味わいあっさり濃厚なものが多い甘く濃厚
ベースミルク無脂肪乳が多い牛乳・クリーム等アイスクリーム自体

スワークルはシャリシャリ、フラペチーノはなめらか

最も大きな違いは食感です。スワークルは氷の粒感を残した「シャリシャリ」感が特徴。

一方、スターバックスのフラペチーノは、より細かく氷が砕かれ、全体的に「なめらか」な口当たりに仕上げられていることが多いようです。

どちらが良いというわけではなく、気分や好みで選ぶのがおすすめです。「シャリシャリ」感を楽しみたい時はスワークル、クリーミーさを求めるならフラペチーノ、といった使い分けができます。

スワークルはあっさり、フラペチーノは濃厚な味

味わいの傾向にも違いが見られます。スワークルは無脂肪乳ベースが多く、ホイップクリームが標準で付かないメニューも多いため、全体的に「あっさり」した味わいのものが多い傾向にあります。

対してフラペチーノは、牛乳やクリーム、豊富なシロップやソースを使うことが多く、一般的に「濃厚」でリッチな味わいとされています(メニューによります)。

もちろん、タリーズにも濃厚な「リスタ」シリーズがありますが、基本的なラインナップとしては、スワークルの方が軽やかな印象を受けることが多いでしょう。

スワークルは氷、シェイクはアイスが主材料

一般的な「シェイク」との最も根本的な違いは、主材料にあります。スワークルは「氷」と液体を混ぜて作るのに対し、シェイクは「アイスクリーム」を主材料として牛乳などと混ぜ合わせて作られます。

この違いから、スワークルは氷由来の「シャリシャリ感」と比較的さっぱりした味わい、シェイクはアイス由来の「なめらか」でクリーミーな舌触りと濃厚な甘さが特徴となります。

タリーズには「エスプレッソシェイク」や濃厚な「リスタ」もあり、スワークルに有料で「T’sアイス」を追加してシェイク風にすることも可能です。

タリーズスワークルの人気メニュー

タリーズのスワークルには、定番から季節限定まで様々なメニューがあります。特に人気のものをいくつか紹介しましょう。

スクロールできます
商品名簡単な説明Tallサイズ価格目安 (税込)Tallサイズカロリー目安
チョコリスタ濃厚チョコシェイク。チョコチップ入り。¥671 241kcal
抹茶リスタ宇治抹茶使用の濃厚シェイク。チョコチップ入り。¥671 390kcal
ほうじ茶リスタ香ばしいほうじ茶の濃厚シェイク。¥671 420kcal
マンゴータンゴスワークルフルーティーなマンゴーフローズン。さっぱり系。¥570 151kcal
エスプレッソシェイクエスプレッソ使用のコーヒーシェイク。¥660

※価格は店舗や時期により変動する可能性があります。
※最新価格は異なる場合があります。

定番には濃厚リスタと爽やかスワークル®がある

一年を通して楽しめる定番メニューには、濃厚な「リスタ」シリーズと、爽やかな「スワークル」があります。

濃厚系の代表格は「抹茶リスタ」。京都府産宇治抹茶を贅沢に使い、深い香りとほろ苦さ、クリーミーな口当たりが楽しめます。

コーヒーベースでは、「カフェオレスワークル」や「エスプレッソシェイク」などがあります。定番だけでも、濃厚な抹茶から爽やかなコーヒー系まで、幅広い選択肢が用意されています。

季節限定品は旬のフルーツやコラボで登場

タリーズの大きな魅力の一つが、季節ごとに登場する限定スワークルです。旬のフルーツをふんだんに使ったものが多く、訪れるたびに新しい味に出会えます。

春には「苺」、夏には「メロン」や「瀬戸内レモン」、「パイナップル」などが登場し、季節感を盛り上げます。ヨーグルトと組み合わせたメニューも多く、フルーツの甘酸っぱさとヨーグルトのまろやかさが絶妙です。

見た目の華やかさも重視されており、カフェタイムを一層楽しくしてくれます。

コーヒー不使用のマンゴーや抹茶ほうじ茶も人気

スワークルの魅力はコーヒーベースだけではありません。コーヒーを使わないメニューにも人気商品がたくさんあります。

「マンゴータンゴスワークル」は、マンゴーの濃厚な甘さが広がるフルーティーな一杯です。定番の「抹茶リスタ」や「ほうじ茶リスタ」は、和のテイストを濃厚なフローズンドリンクで楽しめます。

これらのコーヒー不使用メニューは、コーヒーが苦手な方やお子様、カフェインを控えたい方にもおすすめです。

スワークルのカスタマイズで自分好みに

タリーズのスワークルは、そのままでも美味しいですが、カスタマイズでさらに自分好みの味を見つけられます。

無料から有料まで、様々な選択肢があります。

無料のソースやはちみつで手軽に味を変えられる

まずは気軽に試せる無料カスタマイズから。

多くの店舗のコンディメントバー(セルフサービスのコーナー)には、はちみつやシュガーなどが置かれています。「ヨーグルト&アサイー」などには、無料のはちみつを追加して甘みをプラスするのも良いでしょう。

レジでチョコレートソースやキャラメルソースを追加できる場合もあります(無料か有料かは要確認)。気軽に味の変化を楽しめる嬉しいサービスです。

有料ホイップやショット追加でリッチな味にできる

もう少しリッチな味わいや風味を加えたいなら、有料カスタマイズがおすすめです。

「ホイップクリーム」の追加は定番。見た目も華やかになり、デザート感が増します。

コーヒーベースのスワークルには「エスプレッソショット」を追加するのも人気。コーヒーの風味が強まります。チョコレートソースやキャラメルソースを追加すれば、甘さとコクをプラスできるでしょう。

豆乳変更やデカフェで健康に配慮できる

健康や食のスタイルに合わせたカスタマイズも可能です。牛乳を使っているスワークルは、「豆乳」に変更できる場合があります。

タリーズの豆乳はクセが少なく飲みやすいのが特徴です。乳製品を避けたい方や豆乳好きな方におすすめ。

カフェインを控えたい場合は、「デカフェ(カフェインレス)」のエスプレッソショットに変更できるか尋ねてみましょう。食事制限がある方や健康志向の方も安心して楽しめます。

T’sアイス追加でシェイク風の特別な一杯に

特にユニークなのが「T’sアイス」の追加です。タリーズオリジナルのアイスクリームを有料(+130円や+165円など)でスワークルに追加すると、シャリシャリ感から一転、濃厚でクリーミーな「シェイク風」の飲み物に変わります。

まさに、スワークルとシェイクの「いいとこ取り」ができるカスタマイズといえるでしょう。季節限定アイスを同じフルーツ系のスワークルにトッピングすれば、贅沢なデザートドリンクになります。

スワークルをもっと楽しむためのよくある質問

スワークルに興味が出てきた方へ。最後に、よくある質問とその答えをまとめました。

注文はどうすればいい?

注文は簡単です。メニューボードや公式サイト・アプリで飲みたいスワークルを選びます。飲みたいものが決まったら、レジで商品名とサイズ(Tallサイズからが多いです)を伝えます。「抹茶リスタのトールサイズをください」のように。

カスタマイズしたい場合は、「ホイップクリームを追加してください」「豆乳に変更してください」など、一緒に伝えましょう。事前に注文を決めておくとスムーズです。

カロリーやアレルギーはどこで確認できる?

カロリーやアレルゲン情報は、タリーズコーヒーの公式ウェブサイトで確認できます。メニューページの「食物アレルギー・栄養成分情報」に詳細があります。

公式アプリや、店舗でスタッフに尋ねることでも確認できる場合があります。情報は更新されることがあるため、最新の公式情報を確認しましょう。

さっぱり系と濃厚系どう見分ければいい?

見分けるヒントはいくつかあります。商品名に「リスタ」や「シェイク」と付くものは濃厚なことが多いです。

「ヨーグルト」やフルーツ名がメインのものは、比較的さっぱりしている傾向があります。メニュー説明文の「濃厚」「クリーミー」は濃厚系、「爽やか」「すっきり」はさっぱり系の目安になるでしょう。

迷ったら、スタッフに「さっぱりしたおすすめは?」と尋ねるのが確実です。

スワークルはいつからある?

明確な情報源はありませんが、2007年以前にスワークルが発売されていたことが分かるようなデータは見当たりません。

そのため、2007年夏頃にスワークル商品ラインが発売された可能性が高いです。

【まとめ】スワークルを知ってタリーズを楽しもう

今回は、タリーズコーヒー独自のフローズンドリンク「スワークル」について、詳しく紹介しました。

  • タリーズだけの特別なフローズンドリンクで、「渦(swirl)」と「輪(circle)」からの造語。
  • 氷を砕いた「シャリシャリ」食感と、無脂肪乳ベースの「あっさり」した後味が特徴。
  • なめらかなフラペチーノやアイスベースのシェイクとは違う魅力を持つ。
  • 定番には濃厚な「抹茶リスタ」から爽やか系まであり、季節限定品も楽しみ。
  • マンゴーや抹茶などコーヒー不使用の人気メニューも豊富
  • カスタマイズも自由自在。無料のはちみつ、有料ホイップ、豆乳変更、T’sアイス追加でシェイク風になど、楽しみ方は様々。

スワークルを知ることで、タリーズでのドリンク選びがもっと楽しくなるはずです。気分に合わせて選んだり、カスタマイズを試したり。

ぜひ、お近くのタリーズコーヒーでスワークルを体験してみてください!

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