友人へのちょっとしたお礼や、誕生日のお祝いに何を贈ろうか悩んだことはありませんか?
離れて暮らす家族へサプライズしたい時もあるでしょう。そんな時、スターバックスのドリンクやフードを手軽に贈れる「LINEギフト」がとても便利です。
LINEで繋がっていれば住所を知らなくても贈れる手軽さが魅力で、多くの人に利用されています。
この記事を読めば、スタバのLINEギフトの基本から、具体的な送り方・受け取り方、お店でのスマートな使い方までしっかり分かります。
「お釣りは出るの?」「有効期限は?」「モバイルオーダーで使える?」といった疑問や、贈る時・使う時の注意点、困ったときの対処法も解説していきます。ぜひ最後まで読んで、スタバのLINEギフトを上手に活用してくださいね。
スタバのLINEギフトとは?
スタバのLINEギフトは、おなじみのコミュニケーションアプリ「LINE」を使って、スターバックスで使えるデジタルチケット(eチケット)をプレゼントできるサービスです。
日頃の「ありがとう」の気持ちや、特別な日のメッセージと一緒に、スタバでの素敵な時間を気軽に贈れるのが嬉しいポイントですね。
LINEでスタバのeチケットを住所を知らなくても贈ることができる
このギフトの一番便利なところは、相手の住所を知らなくても、LINEで「友だち」になっていれば誰にでも贈れる点です。
プレゼントを送る時に住所を聞く手間や、ちょっとした気まずさもありません。職場の同僚への感謝のしるしや、SNSだけで繋がっている友人への誕生日プレゼントなど、より気軽にギフトを贈ることが可能になります。
普段使っているLINEですべて完結するので、思い立った時にすぐ贈れるのも人気の理由です。
ドリンクチケットは500円から、フードやセットもある
LINEギフトで贈れるスターバックスのeチケットには、いくつかの種類と価格があります。贈る相手や場面、予算に合わせて選べるのが良いですね。
チケットタイプ | 価格(円) | 主な用途・説明 |
---|---|---|
ドリンクチケット | 500 | 定番のコーヒーやティーなど、多くのドリンク1杯分に |
ドリンクチケット | 700 | フラペチーノや季節限定ドリンク、カスタマイズドリンク1杯分に |
ドリンクチケット | 800 | より高価格帯のドリンクや、豊富なカスタマイズを楽しみたい場合に |
フードチケット | 300 | スコーン、ドーナツなどのフード1品に |
ドリンク+フードセット | 1,000 | 700円ドリンク+300円フードの組み合わせ |
ドリンク+フードセット | 1,300 | より充実したドリンクとフードのセット |
ブックオブeギフト | 1,500~ | 複数枚のチケットがセットになったもの(例:500円x3枚など) |
ドリンク1杯と交換できるチケットです。
主に500円、700円、800円のものがあります。500円なら定番のコーヒーやラテ、700円や800円なら人気のフラペチーノやカスタマイズしたドリンクも楽しめます。
300円分のフードチケットもあり、スコーンやドーナツなどを贈りたい時にぴったりです。
ドリンクとフードがセットになったチケットも用意されています。
例えば1,000円のセットなら、700円分のドリンクと300円分のフードが楽しめて、満足感の高いギフトになるでしょう。1,300円のセットなどもあります。
何枚かのチケットがセットになったタイプも存在します。
チケットは、受け取った人がどんな風にスタバを楽しめるかを考えて作られています。500円で気軽に一杯、700円で好きなフラペチーノを、1,000円でドリンクとフードを一緒に、といった具体的なシーンが想像しやすいので、贈る側も選びやすいのではないでしょうか。
お礼や誕生日などシーンを選ばない手軽さが人気
スタバのLINEギフトは、手軽さから本当に色々な場面で使われています。
誕生日のお祝いはもちろん、日頃の感謝を伝える「ありがとう」のメッセージと一緒に贈ったり、異動や退職する同僚への餞別、ちょっとしたお祝い、頑張ったねぎらいの差し入れ、遠方の友人へのご挨拶代わりなど、使い道はたくさんあります。
プレゼントを選ぶ手間や、相手の好みに合わないかも…という心配、受け取る相手に気を遣わせてしまうかも…といったことを考えると、数百円から贈れるスタバのeチケットは、とても「気軽」な選択肢と言えるでしょう。
この気軽さが、今までならギフトを贈らなかったような場面でも、気持ちを伝えるきっかけを作ってくれます。
ただチケットを送るだけでなく、メッセージカードを添えられるのが大きなポイントです。写真や動画を付けたり、豊富なデザインから選んでカスタマイズしたりすることで、金額以上の「気持ち」を伝えられます。受け取った人も「自分のために選んでくれたんだな」と温かい気持ちになりやすいでしょう。
スタバのLINEギフトの送り方5ステップ
では、実際にスタバのLINEギフトを贈る手順を5つのステップで見ていきましょう。
LINEアプリさえあれば、誰でも簡単にできますよ。
①LINEギフトで贈りたいスタバのチケットを選ぶ
まず、LINEアプリを開きましょう。ホームタブの「サービス」欄、または画面下の「ウォレット」タブから「LINEギフト」を選びます。
LINEギフトのページが開いたら、「eギフト」カテゴリーや検索窓で「スターバックス」と入力して探してみてください。
色々な種類のチケットが出てくるので、贈りたい金額や種類のチケット(例:ドリンクチケット500円、ドリンク+フードセットチケット1,000円など)を選んでタップします。
②LINEの友だちリストから贈る相手を選ぶ
贈りたいチケットを決めたら、「友だちにギフト」ボタンをタップしてください。
すると、LINEの友だちリストが表示されるので、ギフトを贈りたい相手を選びます。一度に10人までなら、複数の友だちに同時に贈ることも可能です。相手を選んだら「次へ」などをタップして進みましょう。
③クレカやキャリア決済などで支払い
次に支払い方法を選びます。LINEギフトでは、色々な支払い方法が使えます。
- クレジットカード(VISA、MasterCard、JCBなど)
- LINEPay残高(※2025年4月末でサービス終了)
- PayPay残高
- キャリア決済(d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い)
- コンビニ支払い(ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ)※一部商品は対象外
- Pay-easy(ペイジー)
支払い方法の中から使いたいものを選び、必要な情報を入力します。
持っているLINEポイントを支払いに使うこともできますよ。支払い方法を選んで購入内容を確認したら、「購入内容確定」ボタンをタップして支払いを完了させましょう。
④写真や動画付きのメッセージカードで気持ちを伝えられる
支払い設定の後、または購入確定の前に、メッセージカードを作る画面が出てきます。
ここで、相手へのメッセージを入力しましょう。決まった文章だけでなく、140文字くらいまでなら自由にメッセージを書けます。
誕生日、感謝、お祝いなど、場面に合わせたデザインのカードを選んだり、背景や文字の色、フォントを変えたりすることもできます。写真や動画を付けられる場合もあり、より気持ちを伝えられるでしょう。
このメッセージカードがあるおかげで、デジタルのギフトでも温かみのある、心のこもった贈り物になりますね。
⑤ギフト送信ボタンで相手のLINEにすぐ届く
メッセージカードを作り終え、最終確認が終わったら、「ギフトを贈る」ボタンをタップします。
これで操作は完了です。ギフトはメッセージカードと一緒に、相手のLINEのトーク画面にすぐに送られます。
自分のトーク画面にも送った記録が残るので安心ですね。
スタバのLINEギフトの受け取り方
次に、ギフトを受け取る側の手順を見てみましょう。受け取りもとても簡単ですよ。
送信者かLINEギフト公式からトークに通知が届く
スタバのLINEギフトが贈られてくると、送ってくれた友だちとのLINEトーク画面に、ギフト到着のお知らせメッセージが表示されます。
メッセージには通常、送り主の名前、ギフトの内容、そして添えられたメッセージカードが入っています。もし自分で自分用に購入した場合は、LINEギフトの公式アカウントから通知が届きます。
メッセージ内のボタンをタップするとeチケットが表示される
届いたメッセージの中にある「LINEギフトを受け取る」のようなボタンをタップしてください。すると、ギフトの詳細画面が開き、メッセージカードと一緒に、お店で使うためのeチケット(QRコード)が表示されます。
このQRコードが、お店での支払いに必要になります。
受け取ったギフトはマイページの「もらったギフト」で確認できる
トーク画面のメッセージは、他のメッセージに埋もれてしまったり、うっかり消してしまったりすることもあるかもしれません。でも大丈夫です、受け取ったLINEギフトは、LINEギフト内のマイページ」にある「もらったギフト」という場所でいつでも確認できます。
ここには、過去にもらったギフト(まだ使っていないもの、場合によっては使用済みや期限切れのものも)が一覧で表示されるので、トーク履歴を探す手間が省けて便利です。
スタバ公式アプリやスマホWalletへの保存で提示がスムーズ
受け取ったeチケットは、使うときにサッと提示できるように、他のアプリに保存しておくと便利です。
チケットの画面から、スターバックスジャパン公式モバイルアプリに保存できる場合があります。iPhoneを使っているなら、AppleWalletに追加できることもあります。
アプリに保存しておけば、レジ前で慌ててLINEのトーク履歴やマイページを探さなくても、スムーズに支払いができるでしょう。
スタバのLINEギフトの店舗での使い方
受け取ったスタバのLINEギフトは、全国のスターバックス店舗(一部を除く)で使えます。
ここでは、お店での具体的な使い方と注意点をお伝えします。
店内レジで支払い時にスマホのQRコードを見せるだけ
使い方はとてもシンプルです。まず、いつも通りレジで好きなドリンクやフードを注文します。
そして支払いの時に、もらったLINEギフトのeチケット画面をスマホに表示させて、QRコードを店員さん(バリスタ)に見せるだけです。
店員さんがレジのスキャナーでQRコードを読み取ると、チケットの金額分が支払いに適用されます。
ドライブスルーでも支払い窓口でQRコードを提示すれば使える
ドライブスルーを利用する場合でも、LINEギフトのeチケットは使えます。
注文が終わって支払い窓口に進んだら、お店のレジと同じようにスマホ画面のQRコードを見せれば大丈夫です。
モバイルオーダー&ペイでは利用できないので注意
ここで一つ、とても大切な注意点があります。スタバの便利な事前注文・決済サービス「モバイルオーダー&ペイ」では、残念ながらLINEギフトのeチケットは利用できません。
モバイルオーダー&ペイは、アプリに登録したスターバックスカードなどで事前に支払いを済ませるシステムだからです。LINEギフトのeチケットは、お店のレジでQRコードを直接読み取る必要があるので、モバイルオーダー&ペイの仕組みとは合わないのですね。
普段モバイルオーダー&ペイでスムーズに受け取っている方には少し不便に感じるかもしれませんが、LINEギフトを使う時は、直接レジカウンターで注文・支払いをする必要がある、と覚えておきましょう。
チケット金額を超えた分は現金やスタバカード等で支払える
注文した商品の合計金額が、eチケットの金額(例えば500円)を超えた場合は、足りない分を他の支払い方法で支払うことができます。
現金、クレジットカード、交通系電子マネー、登録済みのスターバックスカードなど、そのお店で使える支払い方法で差額を払えばOKです。
例えば、700円のドリンクチケットで750円のドリンクを頼んだら、差額の50円を現金やスタバカードで支払う、といった具合です。
お釣りは出ないのでカスタマイズなどで額面近くまで使おう
もう一つ、とても大事な注意点があります。eチケットの金額より安い商品を買った場合、お釣りが出ないことです。
例えば、500円のドリンクチケットで390円のドリップコーヒーを買っても、差額の110円は戻ってきません。チケットの残額はなくなってしまいます。
ですから、チケットの金額を無駄なく使い切りたいですよね。そのためには、ちょっとした工夫をしましょう。
シロップを追加したり、ミルクの種類を変えたり、ホイップクリームを乗せたりといった有料カスタマイズで、チケットの金額に近づけることができます。
いつもより大きいサイズを注文してみるのも良いでしょう。
メニューの中から、チケットの金額に近い値段の商品を選んでみましょう。
また、ドリンクチケットやフードチケットは、基本的に「チケット1枚につき対象商品1つ」との交換になります。
例えば、700円のドリンクチケットで350円のドリンクを2杯買う、ということはできません。この「お釣りが出ない」「1チケット1アイテム」というルールを知っておくと、上手に使いこなせるでしょう。
スタバLINEギフトを実際に使ってみた感想
実際にスタバのLINEギフトを贈ったり、もらったりした人からは、色々な声が聞かれます。
写真付きメッセージで贈ったら友人にとても喜ばれました
メッセージカード機能、特に写真などを添えられる点が、多くの人に喜ばれているようです。
ただギフトコードを送るだけでなく、「お誕生日おめでとう!」「いつもありがとう」といった言葉と一緒に、思い出の写真や相手が好きそうなデザインのカードを添えることで、気持ちがより深く伝わると感じられています。
なかなか会えない時期に、誕生日を覚えていてくれたことや、添えられた一言メッセージが心に響いた、という声もありました。こうした温かさが、デジタルギフトの良いところですね。
差額を支払いコーヒーとスコーンをお得に楽しめました
もらった側としては、チケットを使ってお得にスタバを楽しめるのが嬉しいポイントです。
例えば、1,000円のドリンク&フードチケット(700円ドリンク+300円フード)を使って、気になっていた季節限定のフラペチーノ(例:680円)と、定番のスコーン(例:300円)を楽しむ、なんて使い方もできます。
もし700円のドリンクチケットで730円の大きなサイズのドリンクを注文しても、差額の30円を払うだけで、普段よりちょっと贅沢な一杯を楽しめるでしょう。
手軽で気持ちが伝わる一方、有効期限には注意が必要
全体的に、スタバのLINEギフトは「手軽に贈れて、気持ちも伝わる」便利なツールとして人気です。住所を知らなくてもLINEですぐに送れる便利さと、メッセージカードで気持ちを添えられる点が人気の理由でしょう。
しかし、使う上で気をつけたいのが「有効期限」です。スタバのeチケットの有効期限は、一般的に、贈ってくれた人が購入した日の属する月から数えて4ヶ月目の末日までとなっています。
例えば、3月10日に購入されたチケットなら、有効期限は7月31日です。この期限を過ぎてしまうと、チケットは使えなくなり、払い戻しもできません。
ちなみに、もしチケットを使わないまま有効期限が切れてしまっても、通常、贈った人にそのことが知らされることはありません。せっかくのプレゼントが無駄になってしまうのは残念なので、受け取ったら期限を意識して使いたいですね。
スタバLINEギフトの利用で困ったときの対処法
便利なLINEギフトですが、時には「QRコードが読み取れない」「支払いでエラーが出た」なんてことも。
ここでは、よくある困りごとと、その対処法をまとめました。
【まとめ】スタバのLINEギフトでスマートに気持ちを伝えよう
スターバックスのLINEギフトは、LINEで繋がっている相手になら、住所を知らなくても気軽にスタバでのひとときを贈れる、とても便利なサービスです。
500円のドリンクチケットから、ドリンクとフードのセットまで、予算や場面に合わせて色々な種類を選べます。
送り方はLINEアプリで簡単にでき、支払い方法もクレジットカードやPayPay、キャリア決済など様々です。写真やメッセージを添えられるカード機能を使えば、あなたの気持ちがより伝わる、心のこもったギフトになるでしょう。
受け取ったギフトは、お店のレジやドライブスルーでQRコードを見せるだけで簡単に使えます。ただし、いくつか注意点も。モバイルオーダー&ペイでは利用できないこと、チケットの金額より安いものを買ってもお釣りが出ないことは、覚えておきましょう。
カスタマイズやサイズアップで、額面を上手に使い切るのがおすすめです。
そして、有効期限(通常、購入された月の4ヶ月後の末日)にも気をつけてくださいね。
手軽さと、気持ちが伝わる温かさを両立したスタバのLINEギフト。日常のちょっとした「ありがとう」から、特別な日まで、大切な人へスマートに気持ちを伝える方法として、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。