- 各種アイコンの点滅は水不足やトレイ未セットが原因で発生する
- 水滴ランプが消えない場合はスチームノズルからの空気抜きで回復する
- 除石灰ランプ点滅時は純正のエコデカルクを使用して洗浄を完了させる
- 赤い汎用アラームが直らない場合は抽出ユニット清掃と主電源リセットが有効
デロンギ製のエスプレッソマシンでコーヒーを淹れようとした矢先、突然エラーランプが点滅して動かなくなった経験はありませんか?
説明書を見ても特定できず、このまま故障するのではないかと焦る方も多いのではないでしょうか。
この記事では、各種アイコンが点灯・点滅した際の原因と、自宅ですぐに試せる対処法を症状別に徹底解説します。
編集愛用者が実際に体験した赤いエラーランプ対処録もまとめているので、エスプレッソ抽出を自力で復旧させたい方はぜひ参考にしてくださいね。
デロンギのエスプレッソマシンでエラーランプが点滅・点灯する原因
マシンのコントロールパネル上で特定のアイコンが赤く光って動かなくなる症状は、愛用者がよく直面するトラブルの一つ。
それぞれのアイコンが示す意味と復旧手順を順番に解説していきます。
- 水滴アイコンが点灯した際はタンクの水不足や位置のズレを確認する
- 水滴ランプが点滅して直らない場合はノズルからの空気抜きが必要
- カス受けアイコンの点灯・点滅はコンテナの満杯や未セットのサイン
- コーヒー豆アイコンの点灯・点滅は豆切れや内部詰まりに注意
水滴アイコンが点灯した際はタンクの水不足や位置のズレを確認する
水滴アイコンが点灯したまま消えない場合、給水タンク内の水不足を疑ってみてください。
ポンプの空回りを防ぐため、抽出に必要な一定箇所まで水が減るとマシンが自動で動作を停止する仕組みになっています。
タンクのMAX線まで水を補充し、カチッと音がするまでしっかりと奥へ押し込むのが正しい対処法となります。
水滴ランプが点滅して直らない場合はノズルからの空気抜きが必要
水を補充したのに水滴ランプの点滅が直らないといったケースで、お困りの経験はありませんか?
これは、本体内部の水を通す管に空気が入り込んでしまった状態です。
ポンプが正常に水を吸い上げられなくなっているサインとして点滅が発生します。
ノズル下部に専用カップを置き、フロス調整つまみは「I(開)」へ向けて空気抜きを行ってください。
スチーム機能と一緒にお湯と空気が勢いよく排出されれば給水ルートが回復し、点滅が消え通常の状態に戻ります。
カス受けアイコンの点灯・点滅はコンテナの満杯や未セットのサイン
抽出後のコーヒー粉が落ちるカス受けに関連するエラーは、機体の清掃タイミングを教えてくれる重要な通知機能です。
ランプが点灯している場合はコンテナが満杯になっているため、手前に引き出して中身のゴミを捨ててください。
一方、トレイやカス受けを掃除した後にランプが点滅する場合は、一度完全に引き出し少し力を入れてカチッと再度押し込んでエラー表示の解除を試みてください。
コーヒー豆アイコンの点灯・点滅は豆切れや内部詰まりに注意
コーヒー豆アイコンが点灯した際は、ホッパー内のコーヒー豆が完全に空になっていることを教えてくれています。
上部のフタを開き新しい豆を追加すれば、すぐに抽出作業が再開できるため安心してください。
ただ、アイコンが点灯ではなく早く点滅しているケースもあります。
このときは、ホッパー内に豆があるにも関わらずグラインダー部分で異物が詰まって挽けない状態にあるなど、注意が必要です。
一度マシンの背面の電源を完全に切ってください。
その後、掃除機や専用ブラシを使いグラインダー内部の粉を丁寧に取り除いてから、再度稼働させる手段が有効です。
デロンギの赤いエラーランプ点灯時に疑うべきエスプレッソマシンの異常
赤い三角の中に「!」マークが描かれた汎用アラームは、部品のセットミスや庫内の強い汚れを知らせる重要なサインです。
エラー表示の意味や原因特定は難しいと思われがちですが、確認箇所は限られているので順番に解説していきます。
- 庫内のひどい汚れによる赤いランプ点灯時は念入りな清掃を
- 抽出ユニット未装着などの不具合が赤いランプ点滅のサイン
庫内のひどい汚れによる赤いランプ点灯時は念入りな清掃を
赤い汎用アラームが点灯したからといって、すべてが直ちに深刻な故障を示すわけではありません。
マシンの抽出ユニット周辺に飛び散った粉など、ひどい汚れをセンサーが感知したサインであるケースが大半だからです。
まずはマシンのフロントドアを大きく開けてみましょう。
内部に残るコーヒー豆の油分や、酸化した粉の汚れを濡れ布巾などで綺麗に拭き取ってください。
汚れが溜まるとセンサーの誤作動を引き起こしてクレマ不足の原因になるため、定期的なクリーニングこそがマシンを長持ちさせるポイントとなります。
抽出ユニット未装着などの不具合が赤いランプ点滅のサイン
お手入れの後に汎用アラームが点滅する場合、内部の部品構成に不備があるケースが見受けられます。
マシンの心臓部である抽出ユニットが正しくセットされていない、もしくはフロントドアが完全に閉まっていない警告です。
まずは抽出ユニットの赤いボタンを両端からつまんで奥に押し込み、それでも直らない時はコンセントを抜いてシステムをリセットしてみてください。
デロンギ製エスプレッソマシンの除石灰エラーランプを自力で消す方法
オレンジや赤のランプが点滅し続ける除石灰エラーは、デロンギ愛用者の多くが直面する警告表示です。
適切な処置を行わないと、カプチーノ抽出時の温度低下といった予期せぬ不具合まで引き起こすので詳しく解説します。
- 純正の除石灰剤を使用して指定の洗浄プログラムを完了させる
- 水だけですすいでもマシンのシステムはリセットされない
純正の除石灰剤を使用して指定の洗浄プログラムを完了させる
デロンギマシンの除石灰ランプを消すためには、メーカー指定の「除石灰プログラム」を最後までおこないます。
内部の石灰詰まりを溶かすため、タンクに純正の水垢洗浄剤(エコデカルク)と水を指定の比率で入れてください。
洗浄とすすぎの全工程が完了するまでには、約30分から45分ほどの長い時間がかかります。
ボタン操作で洗浄をスタートさせた後は、しばらく放置する状態になります。
途中でタンクを取り外したり電源スイッチを切ったりすると、プログラムが中断されてランプは消えないままになるため極力触らないようにしましょう。
洗浄プログラムの途中で水がなくなると、そこで作業が止まってしまいます。
水タンクを満水にしてからスタートさせてくださいね!
水だけですすいでもマシンのシステムはリセットされない
除石灰剤のストックがないからといって、無色透明な水だけで洗浄プログラムを回す行為は厳禁です。
水だけで完了させてもソフトウェアの警告表示自体は消灯しますが、内部の石灰分は全く除去されないからです。
成分が蓄積して修理や処分等の多大な費用が発生するリスクを避けるためにも、Amazon等で純正のエコデカルクを購入して必ず専用の液体で洗浄を行いましょう。
デロンギ製エスプレッソマシンのエラーランプに対処した愛用者の体験談
ここからは、編集部で使っているマシンの赤いエラーランプが消えなくなった際の体験談をお届けします。
説明書通りの対応でも解消しなかったトラブルを、どうやって解決に導いたのかを実際の様子から解説していきます。
- 何度やり直しても消えない場合は背面の主電源リセットが有効
- 抽出ユニットの清掃で赤い汎用アラーム表示が即座に消えた
何度やり直しても消えない場合は背面の主電源リセットが有効
実際に体験したトラブルですが、業務用のマシンで抽出ユニットを付け直しても赤い汎用アラームの点滅が全く消えない現象に直面する事態に。
当時は3種類の深煎り豆を使い分けており、抽出の際に普段よりも明らかに鈍いモーター音が鳴るようになりました。
さらに焙煎豆の甘い香りが一切せず、焦げ臭いような強烈な悪臭が漂ってきたため、慌てて電源をオフにしたほどです。
修理による保証対応よりも自身での初期化が確実だと考え、思い切って背面の「主電源スイッチ」をオフにしました。
その後コンセントを抜いて15分ほど放置してから再度電源を入れたら、驚くことに今まで点いていたエラー表示がすっきりと消えたのです。
これによって自力でエラーを復旧し、通常通り稼働させられる形となりました。
抽出ユニットの清掃で赤い汎用アラーム表示が即座に消えた
もう1つのケースとして、赤い汎用アラームが「点灯」したまま直らなくなった際の体験談も共有します。
庫内が汚れているのは分かっていましたが、周辺を拭いた程度では消えないためユニットを取り外して確認作業を開始。
内部を覗くと古い粉が分厚い層のようにこびりついており、取扱説明書通りに流水のみで洗い流して汚れを取り除きました。
ユニットを数時間かけて完全に乾かし、内部の水気を取り除いてからマシンへ戻した結果、点灯し続けていたアラームが即座に消えました。
無事に抽出レバーがスムーズに動くようになり、結果として自力で完全な解決に至ったわけです。
一見綺麗に見えても、センサー部分にピンポイントで粉が付着しているケースが多いようです!
デロンギ製エスプレッソマシンのエラーランプに関するよくある質問
マシンのエラー表示や解除に関して、皆様からよく寄せられる疑問にお答えします。
自力で対処できないケースやサポートの活用方法についても、事前に把握して適切に対応できるようにしていきましょう。
マシンの再起動や強制リセットはどのように行いますか?
フロントパネルの電源ボタンを押して電源を切り、背面の主電源ボタンスイッチをオフにします。
その後、コンセントを抜いて数分間待つことで、内部の電子システムを強制的にリセットできます。
不具合が起きた際の最優先の対処法となるため、まずはこの基本的な操作から確実に試してみてください。
エラー表示が出たまま部品を無理に外しても大丈夫ですか?
エラーランプが点滅している状態で、抽出ユニットやトレイを無理に引き抜く行為は大変危険です。
動作途中でギアが止まっている場合、無理に力を入れると内部のツメが破損するリスクがあります。
一度マシンの電源を切り、ピストンなどが初期位置に戻る動作音を確認してから部品を取り外しましょう。
解決策を試しても直らない場合はどこに相談すべきですか?
対処法や空気抜き、リセット操作を試してもランプが消えない場合は、本体の故障が疑われます。
デロンギの公式サポートセンターや、指定のメーカー修理窓口へ直接問い合わせるのが確実な選択肢です。
マシン底面にある本体番号を控えておくことで、オペレーターとの電話サポートでの確認がスムーズに完了するでしょう。
【まとめ】エラーランプに対処してデロンギのエスプレッソマシンを使おう
マシンのコントロールパネルで突然光る警告表示には、必ず何らかの理由が隠されています。
デロンギエスプレッソマシンのエラーランプは、焦らずにアイコンの種類と点滅パターンを見分けることが解決へのコツです。
- 水滴アイコンが点灯した際はタンクの水不足や位置のズレを確認する
- 水滴ランプが点滅して直らない場合はノズルからの空気抜きが必要
- 除石灰ランプ点灯時は純正の除石灰剤を使用して指定の洗浄プログラムを完了させる
- 赤い汎用アラームが直らない場合は抽出ユニット清掃と主電源リセットが有効
どうしてもエラーが直らず、修理費用が高額になる場合は本体の買い替えを検討する良い機会です。
次に選ぶマシンで同じ失敗を繰り返さないためにも、詳しくは『コーヒーメーカーを買って後悔?使わなくなる5つの理由と失敗しない選び方』の記事もあわせて参考にしてください。
毎日の美味しいコーヒーライフを邪魔する突然のエラー表示。
この記事で紹介した対処法を順に確認して、大切なマシンを安全に復旧させてくださいね。
