カレーにコーヒーを入れるとどうなる?コク深カレーの作り方と失敗しないコツ

カレーにコーヒーを入れるとどうなる?コク深カレーの作り方と失敗しないコツ
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カレーの隠し味に、コーヒーを使ったことはありますか?

「苦くなるのでは?」と心配になるかもしれませんが、ほんの少し加えるだけで、驚くほど味に深みが生まれます。

カレーにコーヒーを入れると、一晩寝かせたようなコクのある味わいを当日から楽しめるのです。

この記事では、コーヒーを入れると美味しくなる理由から、失敗しない量やタイミング、入れすぎたときの対処法まで、まとめて解説します。

おうちカフェ気分で作れるレシピや、食後に合うコーヒーの選び方もあわせてお伝えしているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • カレーにコーヒーを入れると美味しくなる科学的な理由
  • カレーに合うコーヒーの種類と焙煎度の選び方
  • 失敗しない量とタイミングの目安
  • 入れすぎたときのリカバリー方法
  • コーヒー以外のおすすめ隠し味8選
  • おうちカフェ流のコーヒーカレーレシピ
目次

カレーにコーヒーを入れるとなぜ美味しくなるのか

市販のカレールウだけでも十分に美味しいカレーは作れます。

しかし、コーヒーをひとさじ加えるだけで、まるでお店のような奥深い味わいに仕上がるのをご存じでしょうか。

その理由は、コーヒーに含まれる成分とカレーのスパイスが生み出す「味の相乗効果」にあります。

科学的な視点から、その仕組みを解説しましょう。

コーヒーがカレーを美味しくする3つの理由
  • コーヒーの苦味成分「クロロゲン酸」がコクを深める
  • 焙煎時のメイラード反応が「煮込んだ味」を再現する
  • スパイスとコーヒーの香り成分800種以上が互いを引き立てる

コーヒーの苦味がカレーのコクと深みを引き出す

カレールウは家庭向けに作られているため、苦味成分がほとんど含まれていません。

そのため、作った当日はどうしても「一味足りない」と感じやすいのです。

コーヒーに含まれるクロロゲン酸やカフェインは、カレーに程よい苦味を加え、味全体にコクと奥深さを生み出します。

この「苦味の追加」が、翌日のカレーが美味しくなる理由と同じ仕組みです。

一晩寝かせることで、肉や野菜の成分が溶け出して苦味や旨味が増えるのと同じ変化を、コーヒーが短時間で生み出してくれます。

入れすぎには注意が必要で、苦みが勝ちすぎてしまうこともあるでしょう。

適切な量については、後ほど詳しく触れます。

メイラード反応の香ばしさが「煮込んだ味」を再現する

コーヒー豆は焙煎の過程で「メイラード反応」という化学反応を起こします。

メイラード反応とは、アミノ酸と糖分が加熱されたときに生じる反応で、食パンのトーストや肉を焼いたときの香ばしい香りもこの反応によるものです。

焙煎されたコーヒーには、メイラード反応で生まれた香ばしさが凝縮されています。

この香ばしさがカレーに加わることで、「長時間じっくり煮込んだ」ような味わいに近づくのです。

何時間も煮込まなくても、コーヒーひとさじで同じ味わいが出せるのは嬉しいところでしょう。

メイラード反応は焙煎度が深いほど強くなるので、深煎りのコーヒーほど「煮込んだ感」を出しやすいでしょう。

スパイスとコーヒーの香り成分は相性が良い

コーヒーには800種類以上の香り成分が含まれています。

この数はワインの約2倍にもなるほどで、食品のなかでもトップクラスの香りの複雑さを誇っています。

一方、カレーに使われるクローブやカルダモンなどのスパイスにも、コーヒーと共通する芳香成分が含まれているのです。

共通の香り成分を持つ食材同士は、組み合わせたときに互いの風味を引き立て合う「香りのシナジー」を生みます。

特にフルーティーな香りのするスパイスとコーヒーは相性が抜群です。

カレーのスパイスにコーヒーの香りが重なり合い、単独では出せない奥行きのある味わいが完成します。

スパイスカレーを作る方であれば、使うスパイスとコーヒーの焙煎度を揃えることで、より一体感のある仕上がりになるでしょう。

カレーに合うコーヒーの種類と焙煎度を選ぶ

カレーにコーヒーを入れるといっても、どんなコーヒーを使えばいいのか迷う方も多いでしょう。

インスタントコーヒー、ドリップコーヒー、コーヒー牛乳など、使えるコーヒーは意外と幅広いのが特徴です。

カレーの種類や好みに合わせてコーヒーを選ぶコツを解説しましょう。

カレーに合うコーヒーの選び方
  • 手軽さ重視ならインスタントコーヒーが便利
  • ビーフカレーには深煎りのドリップコーヒー
  • キーマやチキンカレーには中煎り
  • コーヒー牛乳ならまろやかな味わいに

インスタントコーヒーなら量の調整がしやすい

カレーの隠し味にコーヒーを使うのが初めてなら、インスタントコーヒーからはじめてみましょう。

インスタントコーヒーは粉末のため、小さじ単位で少しずつ量を調整できます。

溶けやすいので味のムラが出にくく、安定した仕上がりになるのも嬉しいところです。

価格も手頃で保存もしやすいため、気軽に試してみたい方に向いています。

すでに開封済みのインスタントコーヒーが自宅にあれば、特別な準備なくすぐに使えます。

余ったコーヒーを隠し味に回す、という使い方もぴったりでしょう。

無糖タイプを選べば、甘みの影響を受けずに苦味とコクだけをカレーにプラスできます。

ブレンディやネスカフェゴールドブレンドなど、スーパーで手に入るもので十分に効果を発揮するでしょう。

深煎りのドリップコーヒーはビーフカレーと好相性

コーヒーの風味をしっかり活かしたい場合は、深煎りのドリップコーヒーを使ってみてください。

深煎りコーヒーの力強い苦味と香ばしさは、ビーフカレーの濃厚な肉の旨味と特に相性が良いです。

少し濃いめに抽出したコーヒーを100〜200ml程度加えると、味に複雑さが加わります。

マンデリンやブラジルサントスなど、コクが強い豆を選ぶと一層深い味わいに仕上がるでしょう。

ドリップコーヒーを使う場合は、冷めたコーヒーでも効果は変わりません。

朝に淹れて飲み残したコーヒーを、夕食のカレーに活用するのも良い使い方です。

中煎りはキーマカレーやチキンカレーに合わせやすい

キーマカレーやチキンカレーのように、素材の味を活かしたいカレーには中煎りが合います。

中煎りコーヒーは酸味と苦味のバランスが良く、カレーの味を引き立てながらも主張しすぎません。

ビーフカレーほど重くない料理との相性が良く、万能タイプともいえるでしょう。

グアテマラやコロンビアなど、柔らかな酸味を持つ豆が合わせやすい一杯です。

バターチキンカレーのようなクリーミーなカレーにも中煎りは合いやすく、幅広い料理に使いやすい焙煎度でしょう。

コーヒー牛乳を使うとまろやかな仕上がりになる

「コーヒー牛乳をカレーに?」と驚く方もいるかもしれませんが、実はおすすめの組み合わせです。

コーヒー牛乳に含まれる乳成分がカレーにまろやかさを加え、辛さを和らげてくれます。

お子さんがいるご家庭や、辛いカレーが苦手な方にも試してほしい方法です。

大さじ1〜2程度を目安に加えると、甘すぎず自然なまろやかさが出ます。

コーヒーゼリーを刻んで入れる方法もあり、ゼラチンのおかげでとろみが増すのも面白いアレンジ。

カレーにコーヒーを入れるタイミングと量の目安

コーヒーの風味をうまく活かすには、入れるタイミングと分量がとても大切です。

タイミングや量を間違えると、せっかくの隠し味が裏目に出てしまうこともあります。

適切なタイミングと分量のコツを解説しましょう。

失敗しないための3つのポイント
  • タイミングは「ルウが溶けた後、火を止める直前」
  • インスタントなら4皿分に小さじ1/2〜1杯
  • ドリップコーヒーなら100〜200mlを少しずつ

入れるタイミングは「ルウが溶けた後」「火を止める直前」

コーヒーをカレーに加えるベストなタイミングは、カレールウがしっかり溶けた後の「火を止める直前」です。

ルウが完全に溶けてから加えることで、コーヒーの風味がカレー全体にムラなく行き渡ります。

早い段階で入れてしまうと、コーヒーの香りが飛んでしまい、苦味だけが残ることがあります。

火を止める直前に加えて軽くかき混ぜれば、香りとコクの両方をしっかり活かせるでしょう。

この「仕上げのひとさじ」がポイントです。

インスタントコーヒーの場合は、少量のお湯であらかじめ溶いておくと均一に混ざります。

ダマになりにくく、カレー全体に均等に行き渡ります。

再加熱するときも、コーヒーの風味を飛ばさないよう弱火で温めてください。

強火でグツグツ煮込んでしまうと、せっかくのコーヒーのアロマが逃げてしまいます。

インスタントコーヒーなら4皿分に小さじ1/2〜1が目安

インスタントコーヒーを隠し味に使う場合、4〜5皿分のカレーに対して小さじ1/2〜1杯が目安です。

少ないと感じるかもしれませんが、隠し味としてはこの程度がちょうど良い量です。

入れすぎるとカレーがコーヒー風味に変わってしまうため、少量からはじめてください。

味見をしながら「もう少し深みがほしいな」と感じたら、小さじ1/4ずつ足していくのがおすすめです。

一度に多く入れてしまうと戻せなくなるため、慎重に少しずつ調整しましょう。

ドリップコーヒーなら100〜200mlを少しずつ足す

ドリップコーヒーの場合は、4〜5皿分に対して100〜200ml程度が目安です。

濃いめに抽出したコーヒーを使うと、少量でも効果が出やすくなります。

酸味の強いコーヒーを使う場合は少なめ(100ml程度)にしておくと、カレーの味のバランスが崩れにくいでしょう。

コクのある豆を使った濃いめのコーヒーなら、200ml程度加えてもカレーに馴染みやすくなります。

ドリップコーヒーは水分量が多いため、一度にたくさん入れるととろみが薄まることがあります。

様子を見ながら少しずつ足す、という意識で加えてみてください。

カレーにコーヒーを入れすぎたときのリカバリー方法

「少し入れすぎたかも」と感じたときでも、慌てる必要はありません。

いくつかの方法で味を調整すれば、十分に美味しいカレーに仕上げ直せます。

よくあるリカバリー方法を3つ解説しましょう。

入れすぎたときの対処法3つ
  • 牛乳やヨーグルトで苦味をやわらげる
  • ケチャップやウスターソースで甘味と酸味を足す
  • 煮詰めて味を濃縮させる

牛乳やヨーグルトで苦味をまろやかにする

コーヒーの苦味が強くなりすぎた場合は、牛乳やヨーグルトを加えてみましょう。

乳製品のまろやかさが、コーヒーの苦味を包み込んでバランスの良い味に戻してくれます。

牛乳なら50〜100ml程度、ヨーグルトなら大さじ2〜3を目安に加えて混ぜてみてください。

ヨーグルトを使うと、酸味も加わるためインドカレー風の風味に仕上がります。

生クリームを少量加えるという方法もあります。

こちらは牛乳よりも濃厚なまろやかさが出るため、リッチな味わいを求める方にぴったりでしょう。

ケチャップやウスターソースで甘味と酸味を補う

苦味だけでなく味全体のバランスが崩れたと感じたら、甘味と酸味を足して調整してください。

ケチャップやウスターソースにはトマトの甘味と酸味が含まれており、コーヒーの苦味を中和する効果があります。

それぞれ大さじ1程度をはじめに加え、味見をしながら少しずつ足すのがコツです。

塩気が強くなりやすいので、味見をしながら少しずつ足してください。

オイスターソースを加えると旨味も補えるため、より奥行きのある味に仕上がります。

煮詰めて味を濃縮させるのも一つの手段

ドリップコーヒーを入れすぎて水っぽくなった場合は、弱火でゆっくり煮詰めるのも有効です。

余分な水分を飛ばすことで、カレーのとろみと味の濃さが戻ります。

焦げつきやすいため、木べらで底からかき混ぜながら加熱してください。

10〜15分ほど弱火で煮込むと、元のとろみに近い状態に調整できるでしょう。

煮詰めると塩分も濃くなるため、仕上がりの味を見ながら必要に応じて水を少量足すのがポイントです。

どの方法も「少しずつ調整する」のが成功のコツ。

一度に大量の調味料を入れず、味見をしながら少しずつ足していけば、失敗を取り戻すことは難しくありません。

コーヒー以外でカレーのコクを深める隠し味8選

コーヒー以外にも、カレーのコクを深める隠し味はたくさんあります。

お気に入りの隠し味を見つけると、毎回違う味わいのカレーが楽しめるようになるでしょう。

ここでは、家庭にあるもので手軽に試せる隠し味を8つ解説しましょう。

おすすめの隠し味8選
  • チョコレート(ビターチョコ)で甘みとコクをプラス
  • 赤ワインで肉の旨味と酸味をアップ
  • すりおろしりんごや蜂蜜でフルーティーな甘さ
  • 味噌や醤油で和風のコク
  • にんにく・しょうがで香りと旨味を底上げ
  • 砂糖でまろやかさを引き出す
  • 甜麺醤で中華風のコクと甘み
  • トマトジュースや中濃ソースで酸味とコク

チョコレート(ビターチョコ)で甘みとコクをプラスする

カレーの隠し味としてチョコレートを使う方は多く、家庭でも定番の食材です。

カカオ70%以上のビターチョコを1〜2片加えると、甘みとほろ苦さがカレーのコクを引き立てます。

ミルクチョコレートでも使えますが、甘みが強くなりやすいため、ビターチョコの方がカレーとの相性は良いでしょう。

ルウが溶けた後に加え、よくかき混ぜて溶かしてください。

板チョコがない場合は、ココアパウダー(純ココア)でも代用できます。

小さじ 1程度を加えれば、似たようなコクが得られるので試してみてください。

赤ワインで肉の旨味と酸味を引き立てる

赤ワインに含まれるタンニンと酸味が、肉の臭みを抑えながら旨味を引き出してくれます。

50〜100ml程度を炒めた肉にかけてアルコールを飛ばすと、深いコクが加わります。

飲み残した赤ワインがあれば、そのまま活用できて無駄がありません。

白ワインでも代用できますが、赤ワインの方がよりコクのある仕上がりになるでしょう。

加えるタイミングは、肉を炒めた直後がベスト。

アルコールをしっかり飛ばさないと酒臭が残ってしまうことがあるため、強火で1〜2分程度煮立たせるのがコツです。

すりおろしりんごや蜂蜜でフルーティーな甘さを出す

すりおろしたりんごは、カレーにさわやかな甘さと酸味を加えてくれます。

蜂蜜はコクのある甘みが特徴で、辛さを和らげたいときに便利です。

りんごなら1/4個分のすりおろし、蜂蜜なら大さじ1程度が目安です。

POINT

蜂蜜に含まれるアミラーゼ(酵素)は、カレールウのでんぷんを分解してとろみを弱めてしまうことがあります。
蜂蜜を加える場合は、ルウを入れる前に加えて20分以上しっかり煮込み、酵素を失活させましょう。

味噌や醤油で和風のコクを加える

味噌や醤油は、日本の食卓ならではの隠し味です。

味噌なら大さじ1、醤油なら小さじ1〜2を仕上げに加えると、和風のコクと旨味が広がります。

味噌は発酵食品のため、複雑な旨味を持っているのが特徴です。

特に赤味噌を使うと、力強いコクが加わってカレーとの相性が抜群でしょう。

醤油は入れすぎると塩辛くなるため、少しずつ足してください。

にんにく・しょうがで香りと旨味を底上げする

にんにくとしょうがは、カレーの香りと旨味を格段にアップさせる定番の食材です。

すりおろしたにんにくとしょうがを、肉や野菜を炒めるタイミングで加えると、食欲をそそる豊かな香りが生まれます。

チューブタイプでも効果は十分にありますが、生のものをすりおろした方が風味は格段に良くなります。

それぞれ 1片(小さじ 1程度)が 4〜5皿分の目安でしょう。

ニンニクは加熱すると甘みが増し、コーヒーの苦味と合わさると非常に深い味わいに。

ニンニクのアリシンには抗酸化作用があることも知られており、香りだけでなく健康面でも嬉しい食材です。

砂糖をひとさじ加えてまろやかさを引き出す

「カレーに砂糖?」と意外に感じるかもしれませんが、NHK「あさイチ」でも取り上げられた隠し味です。

砂糖とカレーのアミノ酸がメイラード反応を起こし、カラメルのような甘みとコクが生まれます。

4皿分に対して大さじ1程度を目安に加えてください。

辛さが苦手な方やお子さん向けのカレーに仕上げたいときにも便利です。

入れすぎると甘くなりすぎるため、味見をしながら少しずつ足しましょう。

甜麺醤で中華風のコクと甘みを足す

甜麺醤は、中華料理でおなじみの甘味噌です。

カレーに少量加えると、味噌ベースの深いコクと甘みが加わります。

ルウが溶けた後に大さじ1程度を加えて、4〜5分煮込むと全体に馴染みます。

味が物足りないと感じたときや、辛さが強すぎるときに加えると、味のバランスが一気に整うでしょう。

味の素やクラシルのレシピでも、カレーの隠し味として紹介されています。

トマトジュースや中濃ソースで酸味とコクを整える

トマトジュースは、カレーにさわやかな酸味と自然な甘みを加えてくれます。

中濃ソースは、野菜や果物のエキスが凝縮されているため、少量でコクを深められるのが特徴です。

トマトジュースなら50〜100ml、中濃ソースなら大さじ1を目安に加えてみてください。

トマトジュースは煮込みの段階で水の代わりに加えてみてください。

中濃ソースは仕上げに加える方が、風味を活かしやすいでしょう。

ウスターソースでも代用できますが、中濃ソースの方がとろみがあり、カレーに馴染みやすくなります。

おうちカフェ流「コーヒーカレー」の簡単レシピ

ここでは、コーヒーの隠し味を使った簡単カレーのレシピを解説します。

特別な材料は必要なく、いつものカレーの仕上げにコーヒーをひとさじ加えるだけです。

それでは、材料とレシピを確認しましょう。

おうちカフェ流レシピのポイント
  • 4皿分の材料を紹介
  • インスタントコーヒーを仕上げにひとさじ加えるだけ

材料と準備(4皿分)

材料一覧(4皿分)
  • 豚バラ薄切り肉(または牛すじ):150g
  • 玉ねぎ:1個(薄切り)
  • じゃがいも:1個(一口大)
  • にんじん:1/2本(乱切り)
  • カレールウ:4皿分
  • 水:600ml
  • サラダ油:大さじ1
  • おろしにんにく:小さじ1/2
  • インスタントコーヒー:小さじ1

インスタントコーヒーは、仕上げ用に小皿に出しておくと便利です。

少量のお湯(大さじ1程度)であらかじめ溶いておけば、ダマになりにくくなります。

コーヒーひとさじで仕上げる簡単カレーの作り方

  1. 鍋にサラダ油を入れて中火で熱し、おろしにんにくと肉を炒める
  2. 肉の色が変わったら、玉ねぎ、じゃがいも、にんじんを加えて油がまわるまで炒める
  3. 水を加えて煮立ったらアクを取り除き、ふたをして弱火で15分煮込む
  4. 火を止めてカレールーを割り入れ、完全に溶けるまでかき混ぜる
  5. 再び弱火で5分ほど煮込み、とろみがついたら火を止める直前にインスタントコーヒーを加える
  6. 全体をよくかき混ぜて完成

コーヒーを加えるのは必ず「火を止める直前」にしてください。
早い段階で入れると、香りが飛んでしまい苦味だけが残ってしまいます。

味見をして「もう少しコクがほしい」と感じたら、小さじ1/4ずつ足して調整するのがおすすめです。

仕上げにガラムマサラをひと振りすると、さらに本格的な味わいになるでしょう。

おろし生姜を小さじ1/2足せば、スパイス感がぐっと増して、専門店のような奥行きのある味に近づきます。

手持ちのスパイスを組み合わせるのも、おうちカフェ流カレーの醍醐味です。

カレーの後に合うコーヒーの選び方

カレーとコーヒーの相性は、食後にも発揮されます。

カレーのスパイスには、コーヒーの焙煎香と共通する芳香成分が含まれているため、食後の一杯にもぴったりの組み合わせです。

カレーの種類別に、合うコーヒーのタイプを解説しましょう。

カレーの種類別おすすめコーヒー
  • スパイシーなカレー → フルーティーな浅〜中煎り
  • コクのあるカレー → ナッツ系の中煎り
  • 辛口カレー → カフェラテ

スパイシーなカレーの後はフルーティーな浅〜中煎りが合う

南インド風やスリランカ風のスパイシーなカレーを食べた後は、フルーティーな酸味を持つ浅〜中煎りのコーヒーがおすすめです。

カレーのスパイス感と、コーヒーの柑橘系の酸味が重なって、さわやかな余韻を楽しめます。

ケニアやエチオピアの浅煎りは、明るいフルーティーさが特徴で、スパイスとの相性が抜群でしょう。

食後すぐだと酸味を強く感じる場合があるため、少し時間を置いてから飲むとより美味しく味わえます。

コスタリカ産の豆も酸味が華やかで、スパイスの余韻によく合う一杯。

コクのあるカレーの後はナッツ系の中煎りがおすすめ

ビーフカレーやバターチキンカレーのように、コクの深いカレーの後には中煎りのコーヒーが合います。

ブラジルやグアテマラなど、ナッツのような甘みとほどよい苦味を持つ中煎りコーヒーが、カレーの余韻とぴったり調和します。

中煎りは苦味と酸味のバランスが整っているため、カレーの味を邪魔せず、口の中をすっきりさせてくれるでしょう。

和風カレーの食後にも使いやすい万能タイプ。

辛口カレーの後はカフェラテで辛さを和らげる

激辛カレーや辛口カレーを食べた後は、ブラックコーヒーよりもカフェラテがぴったりです。

ミルクの脂肪分がカプサイシンの刺激を包み込み、口の中の辛さを和らげてくれます。

アイスカフェラテにすると、冷たさも加わってさらにクールダウン効果が高まるでしょう。

辛い料理の後に熱いコーヒーを飲むと、辛さをより強く感じてしまうこともあるため、アイスで飲むのがポイントです。

多くのカフェで「カレー&コーヒーセット」が定番メニューになっているのも、こうした相性の良さが理由。

自宅でカレーを作った日は、食後のコーヒーまでセットで楽しんでみてください。

カレーの隠し味コーヒーに関するよくある質問

カレーにコーヒーを入れる際に、よく聞かれる疑問をまとめました。

気になる点をひとつずつ解説しましょう。

よく聞かれる6つの疑問
  • カレーにコーヒーを入れると子どもでも食べられる?
  • 缶コーヒーやペットボトルのコーヒーでも代用できる?
  • コーヒーを入れるとカレーの色は変わる?
  • レトルトカレーにもコーヒーを足して良い?
  • コーヒーを入れると翌日も効果は続く?
  • デカフェコーヒーでも隠し味になる?
Q

カレーにコーヒーを入れると子どもでも食べられますか?

A

少量であれば問題ありません。

4〜5皿分に小さじ1/2程度なら、カフェインの量はコーヒー1杯の1/10以下です。

味にはほんのりとした苦味が加わるだけで、コーヒーの味が前に出ることはありません。

気になる場合は、デカフェ(カフェインレス)のインスタントコーヒーを使えば、カフェインの心配なくコクだけをプラスできます。

Q

缶コーヒーやペットボトルのコーヒーでも代用できますか?

A

代用は可能ですが、微糖やカフェオレタイプは避けてください。

砂糖やミルクが入っていると、カレーの味のバランスが崩れやすくなります。

使うなら、無糖のブラックコーヒーを選ぶのがポイントです。

50〜100ml程度を目安に加えてください。

Q

コーヒーを入れるとカレーの色は変わりますか?

A

小さじ1程度の少量であれば、見た目はほぼ変わりません。

ドリップコーヒーを100ml以上加えた場合は、やや色が濃くなることがあります。

カレー自体が濃い色をしているため、見た目への影響はほぼありません。

Q

レトルトカレーにもコーヒーを足して良いですか?

A

もちろん使えます。

温めたレトルトカレーにインスタントコーヒーを小さじ 1/4〜1/2加えるだけで、手軽にコクアップ。

いつものレトルトカレーが「少し物足りない」と感じたとき、ひとさじのコーヒーで味の印象が変わるでしょう。

Q

カレーにコーヒーを入れると翌日も効果は続きますか?

A

続きます。

コーヒーのクロロゲン酸や苦味成分は、一晩寝かせることでカレー全体にさらに馴染むでしょう。

翌日のカレーはコクが一層深まり、当日よりも味わいがまろやかになることが多いでしょう。

Q

デカフェ(カフェインレス)コーヒーでも隠し味になりますか?

A

隠し味に使えます。

カレーのコクを深める成分はカフェインではなく、クロロゲン酸やメイラード反応の香ばしさです。

これらの成分はデカフェコーヒーにも含まれているため、カフェインを避けたい方でも安心。

就寝前の時間帯にカレーを作る方や、お子さんのいるご家庭にもぴったりの選択肢です。

【まとめ】コーヒーひとさじでカレーがワンランク上の味に変わる

カレーにコーヒーを加えると、クロロゲン酸の苦味やメイラード反応の香ばしさが働き、一晩寝かせたようなコクのある味わいに仕上がります。

覚えておきたいポイント
  • インスタントコーヒーなら4皿分に小さじ1/2〜1が目安
  • タイミングは「ルウが溶けた後、火を止める直前」
  • 深煎りはビーフカレー、中煎りはキーマやチキンカレーと好相性
  • 入れすぎたら牛乳やケチャップで調整できる
  • チョコレートや味噌など、コーヒー以外の隠し味との組み合わせもおすすめ

難しいテクニックは一切ありません。

いつものカレーの仕上げに、コーヒーをひとさじ加えてみてください。

食後にはカレーのスパイスと相性の良い中煎りコーヒーを合わせれば、食事の余韻まで楽しめます。

自分好みのコーヒーとカレーの組み合わせを見つけて、おうちカフェ気分を味わいましょう。

いつもの献立にひと工夫加えるだけで、食事の時間がもっと豊かになります。

「今日のカレーは何点だった?」と家族や友人と語り合うのも、おうちカフェならではの楽しみ方でしょう。

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