コーヒーにはちみつを入れる効果とは?砂糖との違いやおすすめの飲み方

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「いつものコーヒーに変化をつけたいけれど、砂糖を入れるのはカロリーや健康面が少し気になる」と迷った経験はありませんか?

ブラックコーヒーのすっきりした苦味も美味しいですが、たまにはほんのり優しい甘さに癒やされたい瞬間がありますよね。

そんなとき、砂糖の代わりにはちみつを選ぶだけで、コーヒータイムが美容や健康を底上げする最高のリフレッシュ習慣に変わるはずです。

ビタミンやミネラルなど150種以上の栄養素が含まれるはちみつは、コーヒーが持つカフェインやポリフェノールとたいへん相性が優れています。

飲むタイミングや選び方次第でダイエットから喉のケアまで幅広いメリットを引き出せるですね。

この記事では、編集部で実際に3種類のはちみつで飲み比べた体験談も交えながら、コーヒーにはちみつを入れる具体的なメリットとおいしい作り方を徹底解説します。

この記事でわかること
  • カフェインと果糖の組み合わせで集中力と活力がすばやく回復する
  • はちみつは砂糖より低カロリーかつ低GIでダイエットに最適
  • 喉のイガイガや咳にはコーヒーの抗炎症とはちみつの粘膜保護が働く
  • はちみつの種類(アカシアやマヌカなど)でコーヒーの風味が大きく変わる
  • 熱すぎるコーヒーに入れると酵素が壊れるため60度前後に冷ましてから入れる
目次

コーヒーにはちみつを入れると得られる3つの効果

不思議なことに、コーヒーとはちみつの組み合わせは、味わいを優しくするだけでなく体に嬉しい変化を与えてくれるですね。

それぞれの成分がお互いを補い合うことで、忙しい毎日のコンディションづくりを力強く後押ししていく仕組みを詳しく解説します。

コーヒーにはちみつをプラスするメリット
  • はちみつのビタミンとミネラルがコーヒーの栄養を補う
  • 果糖とブドウ糖は消化の手間がなくすばやくエネルギーになる
  • カフェインとブドウ糖の組み合わせで集中力の回復も早い

はちみつのビタミンとミネラルがコーヒーの栄養を補う

コーヒー単体にはカフェインなどが含まれていますが、ビタミン類は多くないため、はちみつを加えてカバーするのがおすすめです。

嬉しいことに、はちみつには微量のビタミンB群やビタミンCなどのミネラルがバランス良く含まれており、朝の一杯に取り入れるだけで手軽に栄養補給ができます。

朝の一杯にスプーン1杯のはちみつを溶かすだけで、脳を目覚めさせるだけでなく、日々の疲労回復や体が必要とする微量栄養素を手軽に補給できるのが嬉しいポイントです。

果糖とブドウ糖は消化の手間がなくすばやくエネルギーになる

「仕事でもうひと頑張りしたい」というタイミングで、コーヒーにはちみつを入れるのはとても理にかなっています。

はちみつの主成分である果糖とブドウ糖は、これ以上細かく分解する必要がない「単糖類」と呼ばれる糖分です。

胃腸に無理なくスッと吸収されるという特徴があります。

そのため、飲んですぐに脳や体のエネルギーとして使われるため、疲れて頭が回らない夕方など、即効性のあるエネルギーチャージが必要な場面にぴったりと言えるので、ぜひデスクに常備しておいてください。**

カフェインとブドウ糖の組み合わせで集中力の回復も早い

カフェインが交感神経を刺激して眠気を覚まし、同時に吸収の早いブドウ糖が脳のエネルギー源としてパワフルに働きかけます。

結果として、「シャキッとしたい」という願いと「頭に栄養を届けたい」という働きが重なるため、長時間のデスクワークの合間に集中力を立て直したいときのスイッチとして役立つでしょう。

コーヒーには砂糖よりはちみつを選ぶべき?カロリーと効果の違い

いつものコーヒーに甘さを足すとき、ふと「砂糖とはちみつ、どちらが良いのだろう?」と悩む方も多いはず。

ここではカロリーや栄養価だけでなく、味わいの違いも含めて4つの観点から比較して解説していきましょう。

砂糖とはちみつの違いを比較する4つのポイント
  • はちみつのカロリーは100gあたり約329kcalで砂糖より低い
  • はちみつのGI値は30〜65で砂糖より血糖値が上がりにくい
  • はちみつの栄養素は150種以上あり砂糖の空カロリーとは異なる
  • 砂糖のシンプルな甘さに対してはちみつはコクとまろやかさが加わる
比較項目 はちみつ 砂糖(上白糖)
100gのカロリー 約329kcal 約391kcal
GI値 30〜65(低〜中) 109(高)
栄養素 150種以上(ビタミン・アミノ酸豊富) ほぼショ糖のみ(空カロリー)
味わい 種類による風味の丸み・コク クリアでストレートな甘さ

具体的にどのような違いがあるのか、詳しく紐解いていきます。

はちみつのカロリーは100gあたり約329kcalで砂糖より低い

甘いものを摂るときに一番気になるのはカロリーではないでしょうか?

実際のところはちみつの方が控えめな数値になっています。

実際に文部科学省日本食品標準成分表を参照すると、一般的な砂糖(上白糖)が100gあたり約391kcalなのに対し、はちみつは約329kcalにおさまっていることがわかるでしょう。

また、はちみつは砂糖の約1.3倍の甘みを感じやすいという特徴を持ち合わせています。

砂糖の代わりにはちみつを使えば量を減らすことができます。

トータルの摂取カロリーをグッと抑えることに繋がるためダイエット中にも安心できるでしょう。

はちみつのGI値は30〜65で砂糖より血糖値が上がりにくい

食後の血糖値の上がりやすさを示すGI値についても知っておくべきです。

GI値を見ても、はちみつが選ばれる理由がわかります。

一般的なGI値の分類を参考にすると、砂糖のGI値が100を超える高GI食品であるのに対し、はちみつのGI値は花の種類にもよりますが30〜65程度にとどまるのです。**

低GIから中GIに分類されるため、砂糖たっぷりの缶コーヒーを飲んだ直後のごとく、血糖値が乱高下する事態を防ぎやすい**という特徴があります。

「甘いコーヒーを飲むと後からどっとだるくなる」という経験がある方には、血糖値が穏やかに変化するはちみつを取り入れてみてください。

はちみつの栄養素は150種以上あり砂糖の空カロリーとは異なる

栄養の「質」について考えたことはありますか?

実のところ、両者の違いは一目瞭然です。

精白された砂糖はカロリー以外の栄養素が削ぎ落とされた「エンプティ(空)カロリー」と呼ばれます。

一方で自然の恵みであるはちみつには、アミノ酸、酵素、ポリフェノール、ビタミンなど150種類以上もの栄養成分が詰まっています

同じ「甘いコーヒーの一杯」でも、体に取り入れる栄養の豊かさは比べ物になりません。

砂糖のシンプルな甘さに対してはちみつはコクとまろやかさが加わる

成分の違いだけでなく、口に含んだときの味のふくよかさも大きく変わるはずです。

砂糖はコーヒー本来の苦味や酸味を邪魔せずに、ただストレートな甘みだけをプラスしてくれます。

それに対してはちみつは、甘さと同時に特有のフルーティーな香りやトロリとしたコクを与えてくれるのが良さです。

いつものインスタントコーヒーにはちみつを少し垂らすだけで、まるでカフェで飲むような奥行きのある味わいに変化します。

コーヒーとはちみつの組み合わせによる体調管理サポート

「なんとなく体に良さそう」というイメージを持つ方も多いと思いますが、具体的にどう働くのか気になりますよね。

ここでは、免疫力や喉のケアなど、毎日の体調管理に役立つ5つの働きを順番に詳しく紐解いていきます。

体調管理をサポートする5つの働き
  • 喉の痛みや咳にはカフェインの抗炎症作用とはちみつによる保護が働く
  • はちみつの抗菌作用が免疫力を高めて風邪予防につながる
  • オリゴ糖とグルコン酸が善玉菌を増やして腸内環境を整える
  • 研究では咳止め薬よりコーヒー+はちみつの方が結果が良かった
  • 夜はデカフェを選ぶとはちみつのリラックスした状態で安眠をサポートする

喉の痛みや咳にはカフェインの抗炎症作用とはちみつによる保護が働く

なぜ温かいはちみつコーヒーが喉に良いのでしょうか?

とろりとしたはちみつが荒れた喉の粘膜を優しくコーティングし、そこにコーヒーのカフェインが備える抗炎症作用が加わります

熱すぎない温度でゆっくりと飲み込むようにすると、じんわりと喉の奥が守られるような感覚を得られます。

はちみつの抗菌作用が免疫力を高めて風邪予防につながる

風邪を引きやすい季節の習慣として、コーヒーにはちみつを落とすのも良いアイデアです。

高い糖度と特有の酵素を持つはちみつは、古くから強い抗菌力を持つ自然の防衛アイテムとして知恵袋のように使われてきました。

体を温めるホットコーヒーと一緒に毎日少しずつ取り入れることで、ウイルスに負けない丈夫な体づくりを力強くサポートしていく仕組みです。

オリゴ糖とグルコン酸が善玉菌を増やして腸内環境を整える

実際に、はちみつに含まれるオリゴ糖やグルコン酸は、大腸まで直接届いてビフィズス菌などの善玉菌のエサになります。

お腹の調子がスッキリしない朝に、コーヒーの飲み方を少し変えてみるのはいかがでしょうか?

コーヒー自体の適度な刺激と善玉菌の働きにより、スムーズで軽い朝のスタートを切りやすくなります。

毎日の習慣にするとリズムが整いやすくなります。

ぜひ一度試してみてください。

研究では咳止め薬よりコーヒー+はちみつの方が結果が良かった

「喉に良い」というのは経験則だけではありません。

2013年に発表された医学的な研究データ(PCRJ論文)に興味深い結果があるのです。

長引く咳に対して咳止め薬を使うよりも、はちみつ入りコーヒーを飲んだグループの方がはっきりと咳が減ったと報告されています。

(参考:Primary Care Respiratory Journalの研究など)

ただの砂糖ではなく、科学的な根拠に基づいた力強いコンビネーションだということがわかるでしょう。

夜はデカフェを選ぶとはちみつのリラックスした状態で安眠をサポートする

「体に良いから夜も飲みたいけれど、カフェインで眠れなくならないか心配」と考える方もいるはずです。

そんなときは、夜間だけカフェインレス(デカフェ)のコーヒーに切り替えてみてください

覚醒作用をカットしつつ、はちみつが持つ睡眠中の低血糖を防ぐ働きにより、スムーズに入眠して朝までぐっすり休むリズムを作りやすくなるでしょう。

コーヒーにはちみつを入れるダイエットの働きと脂肪燃焼の仕組み

甘いものはダイエットの天敵と思われがちですが、はちみつコーヒーならむしろ逆転の味方になってくれます。

無理なく美味しく続けながら、体脂肪を燃やすための上手な仕組みを2つのポイントで解説します。

普段、コーヒーにスティックシュガーを何本入れていますか?

先ほども触れた通り、はちみつは砂糖よりも甘みを感じやすいため、ティースプーン1杯(約20kcal)ほどの少量でも十分な満足感を得られます。**

いつものガムシロップや上白糖をはちみつに置き換えるだけで、気付かないうちに毎日のカロリーを減らせる**のです。

ここでは、無理なく美味しく続けながら体脂肪にアプローチする上手な仕組みを2つのポイントで解説します。

ダイエットをサポートする2つの仕組み
  • カフェインの代謝アップとはちみつの低GIで脂肪を燃やしやすくなる
  • 運動前や朝食時に飲むとエネルギー消費が上がりやすい

カフェインの代謝アップとはちみつの低GIで脂肪を燃やしやすくなる

ダイエットでは、カロリーだけでなく「血糖値のコントロール」と「代謝」が重要なポイントになります。**

はちみつの低GI特性が血糖値の急上昇を穏やかにし、太りやすさを抑えつつ、カフェインの力で基礎代謝がアップして脂肪を燃焼モードへと導きます**。

甘さを楽しみながら痩せやすい体のスイッチを押せる、一石二鳥の美味しいダイエット法ですね。

運動前や朝食時に飲むとエネルギー消費が上がりやすい

同じ一杯でも、飲むタイミングを工夫するとさらに実感が変わるはずです。

脂肪燃焼を効率よく進めたいなら、ウォーキングなどの軽い運動をする30分前や、1日の始まりである朝食がベストなタイミングになります。

スムーズに吸収されたはちみつのエネルギーが体を温め、カフェインが運動時の消費カロリーをさらに底上げしてくれます。

コーヒーにはちみつを入れる美容とアンチエイジングの仕組み

鏡を見たときの肌のトーンやツヤを出したいときにも、はちみつ入りコーヒーは一役買ってくれるでしょう。

高級なスキンケアの前に、まずは毎日の飲み物から内側から輝く仕組みを作ってみてはいかがでしょうか?

3つの観点から詳しく紐解いていきましょう。

美容・アンチエイジングへの仕組み
  • ポリフェノールとはちみつの抗酸化成分がアンチエイジングに繋がる
  • アミノ酸と天然の保湿成分が肌のうるおいをサポートする
  • 砂糖をはちみつに置き換えると糖化による肌老化のリスクが下がる

ポリフェノールとはちみつの抗酸化成分がアンチエイジングに繋がる

日々のストレスや紫外線で発生する「活性酸素」は、シミやシワなど老化の大きな原因になります。**

コーヒーにたっぷり含まれるクロロゲン酸(ポリフェノール)と、はちみつのビタミン類が持つ強力な抗酸化作用が結びつく**ことで、この老化の元を撃退してくれます。

特に40代以降の年齢肌が気になり始めた方にとって、毎朝のケアとして取り入れやすいのが嬉しいところです。

サビない体づくりを目指す方にとって、飲む美容液と呼べるほど嬉しい組み合わせでしょう。

アミノ酸と天然の保湿成分が肌のうるおいをサポートする

はちみつ本来の成分には、肌のしっとり感を保つために欠かせない天然のアミノ酸が十数種類も含まれています

乾燥が気になって外側からの保湿ばかり気にしていませんか?

おうちカフェでの毎日のくつろぎタイムに適量を取り入れれば、美肌を目指しながら内側からハリと弾力を届けるうるおい習慣が自然と身につくはずです。

砂糖をはちみつに置き換えると糖化による肌老化のリスクが下がる

近年、美容業界で話題になっている「糖化」というキーワードを聞いたことがある方も多いでしょう。

余分な糖分が体内のタンパク質と結びついて肌を黄色くくすませる現象ですが、精製された白い砂糖を控えて自然なはちみつに切り替えることは、この糖化リスクを下げる大切なステップです。

美味しいコーヒーを我慢せずに肌の透明感を守れるのは、美容面からも見逃せないメリットになっています。

はちみつコーヒーの魅力を引き出すおいしい作り方とおすすめレシピ

「なんだか美味しそうだけど、どうやって作ればいいの?」という方に向けて、失敗しない基本の手順とアレンジレシピを4つ解説します。

作り方とおすすめレシピ4選
  • コーヒーを少し冷ましてからはちみつを溶かすのが基本
  • はちみつミルクコーヒーはカフェオレ感覚でまろやかに楽しめる
  • 生姜やシナモンを加えると体を温めるメリットもプラスできる
  • アイスコーヒーの場合は少量のお湯ではちみつを先に溶かしておく
  1. 1

    いつものようにコーヒーを淹れる

  2. 2

    琥珀色になるまで黒っぽさが消えるのを少し待つ(80度〜85度が目安)

  3. 3

    ティースプーン1杯のはちみつを入れてよくかき混ぜる

  4. 4

    お好みでミルクやスパイスをトッピングして完成

温度にさえ気をつければ、特別な道具は必要ありません。

休日の朝や、リラックスしたい夜にぜひ試していただきたいアレンジ集を詳しく紐解いていきます。

コーヒーを少し冷ましてからはちみつを溶かすのが基本

はちみつに含まれる大切な酵素やビタミンは熱に弱く、60度〜65度を超えると少しずつ壊れ始めてしまいます

そのため、淹れたての熱湯のようなコーヒーにすぐにはちみつを入れるのは避けましょう。

マグカップを手でおおって長めに持てるくらい(80度前後)まで少し冷ますか、ミルクを先に入れて温度を下げてから溶かすのがコツになります。

このほんの一手間が、はちみつの栄養を余すことなく取り入れるための大切なステップです。

はちみつミルクコーヒーはカフェオレ感覚でまろやかに楽しめる

ブラックの苦味が苦手な方に真っ先におすすめしたいのが、たっぷりのミルクを合わせるアレンジです。

温めた牛乳や豆乳にコーヒーを注ぎ、最後にはちみつで甘みをつけると、ミルクの脂肪分がはちみつの風味を包み込み、とてもマイルドな一杯に仕上がるでしょう

お子様がいらっしゃるご家庭でも、休日のおやつタイムに一緒に楽しめる優しい味わいです。

生姜やシナモンを加えると体を温めるメリットもプラスできる

冷えが気になる冬場や、エアコンで体が冷えた夏場には、スパイスをひと振りするアレンジが嬉しい味方になります。**

すりおろした生姜やシナモンパウダーを仕上げに軽く振るだけで、血行が促されて体の芯からポカポカしてきます**。

シナモンのスパイシーな香りがはちみつの甘さを引き締め、チャイのような本格的な風味に仕上がるのでぜひ試してみてください。

アイスコーヒーの場合は少量のお湯ではちみつを先に溶かしておく

暑い季節にアイスコーヒーに合わせたいときは、少しだけ下準備が必要です。

冷たい液体のままではちみつを入れると、底で白く固まってしまい上手く混ざりません。

そんな時は、あらかじめスプーン1杯のはちみつを、ほんの少量のお湯でシロップ状に溶いておくと、氷とコーヒーを入れても全体に均一な甘さが広がります。

コーヒーに合うはちみつの種類と選び方で味わいも変わる

スーパーの棚を見るとたくさんの種類が並んでいますが、実は花の種類によってコーヒーとの相性がまったく異なるものです。

好みの「焙煎度」に合わせて選ぶことで、より美味しく楽しむ手助けとなります。

それぞれの相性を詳しくまとめました。

選び方の目安となる組み合わせ4選
  • クセが少ないアカシアやレンゲはどんなコーヒーにも合わせやすい
  • 深煎りのコーヒーにはマヌカハニーやそば蜜のコクが引き立つ
  • 酸味のあるコーヒーには柑橘系のはちみつでフルーティーに仕上がる
  • コーヒーの花から採れたはちみつはほのかな香りで相性が良い

クセが少ないアカシアやレンゲはどんなコーヒーにも合わせやすい

初めて試すなら、日本で最も馴染みのあるアカシアやレンゲのはちみつから始めるのが間違いありません。**

これらは香りやクセがとても穏やかで、コーヒー本来のロースト香や酸味を邪魔せずに、ピュアな甘みだけを足してくれます**。

浅煎りのフルーティーな豆から深煎りのコク深い豆まで、どんなタイプにもスッと馴染む万能プレーヤーことでしょう。

深煎りのコーヒーにはマヌカハニーやそば蜜のコクが引き立つ

しっかりとした苦味とボディ感のある深煎りコーヒーがお好きな方には、個性的なはちみつがよく合います。**

健康に良いことで知られるマヌカハニーや、鉄分が豊富なそば蜜などは、特有の強い風味を持っていますが、深煎りの強いコーヒーと合わせるとお互いに負けません**。

カフェモカのような重厚感が生まれるため、リッチな味わいを楽しみたいときにぴったりな選択です。

酸味のあるコーヒーには柑橘系のはちみつでフルーティーに仕上がる

華やかで明るい酸味が特徴のエチオピアやモカにベストマッチなのが、オレンジやレモンなど柑橘類の花から採れたはちみつです。

コーヒーの持つフルーツのような酸味と、はちみつが持つ柑橘特有の爽やかな甘みがリンクして、紅茶のようなスッキリとした余韻**を楽しめるはずです。

初夏のアイスコーヒーに合わせると、とても爽快感のある一杯になりますよ。

コーヒーの花から採れたはちみつはほのかな香りで相性が良い

少し珍しいですが、専門店などで見つけたらぜひ試していただきたいのが「コーヒーはちみつ」です。

文字通りコーヒーの花の蜜を集めたもので、開けた瞬間にふわりとローストしたような香ばしさが漂い、かすかにコーヒーらしい酸味も感じられます

当然ながら相性は抜群で、まとまりのある最高のマリアージュを体験できます。

編集部がはちみつコーヒーの効果と味を3パターンで飲み比べ

「理屈はわかったけれど、実際の味はどう変わるの?」という疑問に答えるべく、うちカフェマイスター編集部で飲み比べを行いました。

スーパーや通販で手に入りやすい3種類のはちみつを用意し、普段のコーヒー(中深煎り)にスプーン1杯ずつ入れて試した結果を詳しくまとめました。

編集部で飲み比べた結果3パターン
  • アカシアはちみつは苦味を和らげてすっきりした甘さになった
  • マヌカハニーは独特の風味がコーヒーのコクと重なって深い味になった
  • そば蜜は香ばしさが加わり渋みが好きな人に向いていた

アカシアはちみつは苦味を和らげてすっきりした甘さになった

最も違和感がなかったのがアカシアはちみつでした。**

口当たりがサラッとしており、コーヒーの苦味の角だけをまぁるく取ってくれたような印象**です。

砂糖を入れるよりも後を引かない爽やかな甘さで、毎朝の定番にするなら絶対にこれだと実感しています。

マヌカハニーは独特の風味がコーヒーのコクと重なって深い味になった

健康意識の高いスタッフから人気だったのが、抗菌作用が優れたマヌカハニーです。

そのまま舐めるとハーブの香りを少し強めに感じますが、コーヒーの苦味がそのクセを上手く打ち消し、不思議とキャラメルのような深いコクに変化しました。

体調が優れない冬の朝や、喉のイガイガが気になるときに頼りたい「飲むお守り」のような一杯です。

そば蜜は香ばしさが加わり渋みが好きな人に向いていた

最も評価が分かれたのが、色が真っ黒で香ばしいそば蜜です。**

甘さ控えめで、黒糖やみたらし団子を思わせるような独特の和風の風味**がコーヒーに加わりました。

少しクセが強いのでフルーティーな浅煎りとは合いませんでしたが、おやつタイムに少し濃いめのコーヒーと合わせると、和スイーツを食べているような贅沢な気分を味わえるはずです。

コーヒーにはちみつを入れるときの注意点と効果が減るNG行為

体に良いからといって、方法を間違えると思うような結果が得られなかったり、逆に体に負担をかけたりすることもあるのです。

安全かつ健康的に楽しむために、必ず守っていただきたい3つの注意点を詳しくまとめました。

注意すべき3つのポイント
  • 熱すぎるコーヒーに直接入れると栄養成分が減ってしまう
  • 1杯あたり大さじ1杯が適量で入れすぎると逆効果になる
  • 1歳未満の乳児にはボツリヌス菌のリスクがあるため絶対に与えない

熱すぎるコーヒーに直接入れると栄養成分が減ってしまう

先ほどの「作り方」でも触れましたが、最もやってしまいがちな失敗が温度管理です。**

はちみつの抗菌成分やビタミンの一部は熱に弱く、淹れたての高温なコーヒー(90度以上)に入れるとお湯に溶けた糖分になってしまいます**。

本来の力を最大限に引き出すためには、「少し冷ましてから入れる」という一手間を絶対に忘れないようにしてください。

1杯あたり大さじ1杯が適量で入れすぎると逆効果になる

体に良い成分が含まれているとしても、はちみつ自体が糖分であることに変わりはありません。**

1杯のコーヒーに大さじ2杯も3杯も入れてしまうと、当然カロリーオーバーになりダイエットどころか太る原因**になります。

1日に飲むコーヒーの量にもよりますが、1杯あたりティースプーン1〜2杯(5〜10g程度)を目安にして、1日のトータルで大さじ1杯程度にとどめるのが美容と健康の適量です。

1歳未満の乳児にはボツリヌス菌のリスクがあるため絶対に与えない

ご家族で生活されている方が、最も気をつけなければならないのが衛生面のリスクです。**

自然のままのはちみつには「ボツリヌス菌」という菌が混ざっていることがあり、腸内環境が未発達な1歳未満の赤ちゃんが口にすると乳児ボツリヌス症という重い病気を引き起こす危険性**があるのです。

お子様が誤って飲んでしまわないよう、作ったコーヒーの置き場所にはくれぐれも注意してください。

コーヒーにはちみつを入れる効果に関するよくある質問

読者の方からよくいただく6つの疑問にお答えするとともに、具体的なポイントを解説します。

Q

はちみつコーヒーは毎日飲んでも体に悪くないですか?

A

夜間は「カフェインレス(デカフェ)のコーヒー」を選ぶのが最適です。

カフェインの覚醒作用を避けることで、はちみつの低血糖予防の働きを活かし、スムーズな寝付きをサポートできます。

Q

はちみつはブラックコーヒーに入れても美味しいですか?

A

ブラックコーヒーの苦味とはちみつの甘みは相性が良く、マイルドで飲みやすい味わいに変化します。

特に酸味の強いコーヒーには、フルーティーな風味を持つはちみつがよく合うでしょう。

Q

ダイエット目的なら1日何杯まで飲めますか?

A

朝食時や、ウォーキングなど軽い運動をする30分前がベストタイミングです。

はちみつですばやくエネルギーを補給しながら、カフェインの力で基礎代謝が上がりやすくなります。

Q

インスタントコーヒーにはちみつを入れても効果はありますか?

A

はい、インスタントコーヒーでも十分なメリットを得られます。

商品によってポリフェノールの量は多少異なりますが、はちみつ本来の栄養素は変わらずプラスできるため、手軽なフリーズドライ等から始めてみてください。

Q

はちみつとメープルシロップではどちらがコーヒーに合いますか?

A

どちらも合いますが、はちみつはフローラルな香りが特徴で、メープルシロップは香ばしいカラメルのような風味が特徴のひとつです。

気分や好みに合わせて使い分けるのが良いですね。

Q

妊娠中でもはちみつコーヒーは飲めますか?

A

妊娠中は1日のカフェイン摂取量を200mg(コーヒー約1〜2杯分)までに抑えるよう推奨されています。

デカフェを基本としつつ、糖分の摂りすぎにも配慮して、スプーン1杯程度をたまの楽しみにしてはいかがでしょうか?

【まとめ】はちみつコーヒーで健康的な甘さを楽しもう

この記事のポイントまとめ
  • はちみつのビタミンやアミノ酸がコーヒーの栄養価を底上げして良い相乗作用を生む
  • 果糖とブドウ糖のおかげで消化の手間なくすばやく脳や体のエネルギーになる
  • 朝は代謝を上げてダイエットに、夜はデカフェにして安眠サポートに役立つ
  • 砂糖(約391kcal)より低カロリー(約329kcal)で低GIのため太りにくい
  • 編集部比較では、クセのないアカシアが最も毎朝のコーヒーに合わせやすかった
  • 熱湯に入れると酵素が壊れるため少し冷ましてから溶かすのがポイント

いつものコーヒーにティースプーン1杯のはちみつを加えるだけで、毎日のティータイムが健康や美容を支える嬉しい習慣に変わるはずです。

また、甘さだけでなく花の種類による風味の違いを楽しめるのも素敵な魅力です。

明日の朝は、ぜひ砂糖の代わりにお気に入りの「はちみつ」を落として、格別にまろやかな一杯を味わってみてください。

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✍ この記事を書いた人

うちカフェマイスター編集部

おうちで手軽に楽しめるコーヒーの情報を発信中。豆選びや淹れ方、健康との付き合い方まで幅広くお届けします。

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