自宅で手軽に作れる?コーヒーフロートの作り方と氷が溶けないコツを解説

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夏の暑い日に、喫茶店で飲む冷たいコーヒーフロート。

あの特別な一杯を、ご自宅でも誰でも作れたら嬉しいですよね。

「アイスがすぐに溶けちゃう」「アフォガートって何が違うの?」といった疑問をお持ちではないでしょうか?

今回はおうちカフェが充実するコーヒーフロートの作り方や、氷が溶けないための押さえておきたいコツを解説します。

市販の定番バニラアイスを使った飲み比べ検証も行っていますので、ぜひお好みの組み合わせを見つけてみてください。

私自身、夏になると週に何度も作っている本当におすすめのレシピです。

この記事でわかること
  • 王道コーヒーフロート作りに「深煎り豆」が重要
  • 「たっぷりの氷」でアイスを沈ませずに綺麗に浮かせる仕組み
  • 練乳やチョコソースを活用したカフェ風パフェへの応用が可能
目次

コーヒーフロートとは?冷たいコーヒーとアイスの定番ドリンク

冷たいアイスコーヒーに甘いバニラアイスを浮かべたコーヒーフロートは、どなたにも馴染み深い飲み物です。

まずはその基本を解説します。

コーヒーフロートの基本
  • 喫茶店やカフェで長年愛されている夏の人気メニュー
  • 見た目の可愛らしさとデザート感覚で味わえる楽しさ

喫茶店やカフェで長年愛されている夏の人気メニュー

コーヒーフロートは、日本の純喫茶でも古くから愛されてきた夏の定番メニューであり、あの暑さで疲れた体を癒やしてくれる懐かしい味わいは長年にわたり多くの人に親しまれています。

見た目の可愛らしさとデザート感覚で味わえる楽しさ

グラスの中に浮かぶ真っ白なアイスクリームは、なんといってもその可愛らしい見た目が目を引くポイントです。

ストローでコーヒーを飲みながら、スプーンで徐々に溶けるアイスをすくって食べる楽しみがあります。

ベースとなるコーヒー単体の健康メリットが気になる方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

ブラックコーヒーの効果とは?メリットデメリットから健康的な飲み方まで解説

この「飲み物でありながらデザートでもある」という特別感が、コーヒーフロートの魅力です。

コーヒーフロートと「アフォガート」の明確な違い

カフェのメニューでよく似た言葉に「アフォガート」がありますが、これらは全く別の飲み物(デザート)です。

それぞれの特徴を解説します。

フロートとアフォガートの2つの違い
  • アフォガートは温かいエスプレッソをアイスにかけるのが最大の違い
  • コーヒーフロートは冷たいコーヒーの上にアイスを乗せる構造

アフォガートは温かいエスプレッソをアイスにかけるのが最大の違い

言葉は似ていますが、アフォガートはイタリア語で「溺れた」という意味を持つデザートです。

正しい食べ方はご存知ですか?

バニラアイスクリームの上から、抽出したての熱いエスプレッソをかけて食べるのが正しいスタイルです。

熱さでとろりと溶け出すアイスと、エスプレッソの濃厚な苦味をスプーンですくって味わう「食べるスイーツ」であり、ドリンクではありません。

氷の層でアイスクリームを支える冷たいデザートドリンク

一方でコーヒーフロートは、たっぷりの氷を入れた冷たいアイスコーヒーの上にアイスクリームを浮かべる「冷涼なドリンク」という位置付けになります。

ご自宅でアイスコーヒーを美味しくドリップするための最適な豆の量については、こちらの記事も参考にしてください。

コーヒー豆は一杯何グラム?淹れ方・杯数別の適量と計量のコツ

氷が間に挟まることでアイスとコーヒーが完全に混ざり合うのを遅らせるため、最初は別々に味わい、後から少しずつ溶かし、カフェオレのような変化を楽しめます。

グラスの中で少しずつ味が変化していくのが特有の楽しみ方です。

氷が溶けない理由とは?コーヒーフロートでの氷の役割

コーヒーフロートを作ろうとして、アイスがすぐに沈んでコーヒーに溶けてしまった経験はありませんか?

ここには「氷」の使い方が大きく関係していますので詳細を解説します。

氷が持つ大切な役割
  • 氷が土台の役割を果たしアイスクリームがよく沈むのを防ぐ
  • 液面に直接アイスが触れないことで急激に溶けるのを抑える効果

氷が土台の役割を果たしアイスクリームがよく沈むのを防ぐ

なぜグラスの縁の高さまでたっぷりと氷を入れる必要があるのでしょうか?

それは、ここでの氷がアイスを支える大切な土台として機能するからです。

氷には主に3つの大切な役割があります。

  • 重たいアイスを支える足場になる
  • 液面への接触を抑える
  • 急激な温度変化を防ぐ

この土台としての役割を果たすことで、上に乗せたアイスがグラスの底へ一直線に沈んでしまうのを物理的に防ぐ効果を持つのです。

液面に直接アイスが触れないことで急激に溶けるのを抑える効果

氷の上にアイスクリームを乗せることで、アイスの底面が直接コーヒーの温かい液面に触れる面積を最小限に抑えられます。

もし氷がないまま室温のコーヒー液にアイスがどっぷり浸かると、すぐに溶けてしまいます。

冷たい氷に支えられているおかげで急激な温度変化が起こらず、長時間綺麗な形を保てます。

氷の支えがアイスを守る役割を果たしています。

美味しいコーヒーフロートを作るための豆選びと抽出のコツ

せっかく美味しいバニラアイスを用意しても、土台となるコーヒーの主張が弱ければ味がぼやけてしまいます。

ご自宅でコーヒーを淹れる場合、フロート専用に少し豆選びや抽出方法を工夫するだけでお店の味にぐんと近づきますので、具体的な方法を解説します。

豆選びと抽出のポイント
  • アイスの強い甘さに負けない「深煎り(フレンチロースト)」が王道
  • 香りやミルク感を重視するなら「中深煎り」のブレンドもおすすめ
  • コーヒーの抽出量はグラスの7割程度に留めるのが溢れないコツ

アイスの強い甘さに負けない「深煎り(フレンチロースト)」が王道

豆選びに迷ったら、酸味が少なく苦味の強い「深煎り(フレンチローストやイタリアンロースト)」を選んでみてください。

深煎りの豆を濃い目に抽出して急冷すると、アイスが溶け出してもコーヒーの輪郭はぼやける心配がありません。

香りやミルク感を重視するなら「中深煎り」のブレンドもおすすめ

強すぎる苦味が苦手な方や、アイスクリームのミルク感を優しく引き立てたい方は、「中深煎り(シティロースト〜フルシティロースト)」のブレンドコーヒーを試してみてください。

程よい香ばしさと優しい酸味がバニラアイスと混ざり合い、軽やかで爽やかなカフェオレ感覚で飲むことができます。

お気に入りのブレンド豆を探すのも良いでしょう。

コーヒーの酸味について興味がある場合は、以下の記事もご覧ください。

コーヒーが酸っぱいのはなぜ?原因6つと今すぐできる対処法を解説

コーヒーの抽出量はグラスの7割程度に留めるのが溢れないコツ

たっぷりと飲みたいからといって、グラスの縁ギリギリまでコーヒーを注いではいけません。

溢れないように、グラス内の空間にはある程度の余裕を持たせることが大切です。

初心者でも迷わない、自宅で作るコーヒーフロートの基本レシピ

豆から淹れる時間がない時でも大丈夫です。

誰でも絶対に失敗しない、手軽でベーシックな作り方の全体像をまとめました。

誰でも簡単!基本の作り方手順
  • 市販の無糖ボトルコーヒーを活用した手軽な作り方
  • 必要な材料はコーヒー・アイス・氷の3種類
  • 長時間長持ちする「ロックアイス」の活用
  • 一番上の氷を立てて配置する見栄えアップのコツ

手順を順番に解説します。

市販の無糖ボトルコーヒーを活用すればさらに手軽に作れる

面倒な準備を省きたい場合はどうすればよいですか?

スーパーやコンビニで買える「無糖のボトルコーヒー」を使えば、火を使わずに数分で完成します。

手軽さ重視のときはこれで十分です。

市販のアイスコーヒーはすでに程よい濃度に調整されているため、バニラアイスを用意するだけでいつでも美味しい味を楽しめるのが嬉しいですね。

急なおもてなしにも、頼りになるでしょう。

用意する材料はコーヒーとアイスクリーム、そして氷の3種類

用意する材料は、よく冷えたアイスコーヒーと、お好みのバニラアイスクリーム、そしてたっぷりの氷の3つだけです。

氷は溶けにくく長持ちする「ロックアイス」を使うのがご家庭向け

もし、ご自宅の冷蔵庫で作る製氷機の氷を使うと、どうしても空気が多く含まれており、溶けやすいのが難点と言えます。

コンビニなどで売られている「ロックアイス」を使うと、氷自体の密度が高く溶けにくいため、アイスクリームをしっかり長時間支え続けてくれます。

氷を立てるように配置して見栄えを本格的に仕上げる手順

グラスに氷を入れる際、ただ無造作に入れるのではなく、一番上の氷が少し液面から頭を出すように立てて配置してみてください。

この「少し出っ張った氷」を足場にして静かにアイスクリームを乗せると、バランスが崩れず、綺麗な仕上がりになります。

手先が不器用な方でも誰でも真似できるお店のようなワザです。

氷なしでも作れる、コーヒーフロートを綺麗に仕上げるコツ

「氷で飲み物を薄めたくない」「冷えすぎるのは苦手」という方は、氷なしで作るアレンジもあります。

この章では、氷なしの場合にアイスを綺麗に保つ工夫をそれぞれ解説します。

氷なしで綺麗に作るポイント
  • アイスを溶かさないための「コーヒー液の事前冷却」
  • お湯でディッシャーを温めて綺麗な球体を作る工夫

コーヒー液をしっかり冷やすことがアイスを溶かさない絶対条件

たとえば氷を使わない場合、少しでもコーヒーがぬるいと一瞬でアイスが溶けて消えてしまいます。

ボトルコーヒーを使う場合も、ご自身でドリップしたコーヒーを使う場合も、事前に冷蔵庫でグラスごとキンキンに冷やしておくのは絶対に欠かせない条件です。

グラスを直前まで冷凍庫で冷やしておくのも効果的です。

ディッシャーを温めておくと綺麗な丸いアイスを盛り付けやすい

どうすれば綺麗な丸いアイスを盛り付けられるかご存知ですか?

アイスクリームディッシャーを先にお湯で温めておくと、硬いアイスにすっと刃が入り、綺麗な球体を作れます。

綺麗な球体にすることで、溶けにくさや見た目の美しさといった複数のメリットが得られます。

  • 球の表面積が最小になり溶けにくい
  • 中心部まで凍った状態をキープできる

氷という土台が無い分、アイスを綺麗な形に固めてそっと液面に浮かべることで、沈み込みを最小限に防ぐことができます。

最適なコーヒーフロートを市販バニラアイス3種で飲み比べ

コーヒーフロートによく合う市販のバニラアイスはどれなのでしょうか?

実際に3種類のアイスで飲み比べを試した結果、それぞれ違いがはっきりと分かれたため、その詳細を解説します。

市販バニラアイス3種の特徴
  • さっぱり感とさわやかな甘さが特徴の「エッセルスーパーカップ」
  • 手頃な価格でミルク本来のコクが楽しめる「MOW(モウ)」
  • 高い乳脂肪分で濃厚なご褒美感のある「ハーゲンダッツ」

それぞれの詳細を順番に解説します。

さっぱり感と甘さを重視なら「エッセルスーパーカップ」を選ぼう

ラクトアイス規格の「明治 エッセルスーパーカップ 超バニラ」は、乳脂肪分が少なめでシャリッとした軽さが特徴の定番商品です。

コーヒーに浮かべると、しつこさのないスッキリとした甘さが広がります。

ゴクゴクと喉を潤したい真夏のコーヒーフロートに相性の良い組み合わせとなるでしょう。

「MOW(モウ)」はコクやなめらかさを楽しみたい方に好相性

「MOW(モウ)」は、バニラアイスの中でも手頃な価格で購入でき、ミルク本来のコクと口どけを感じられる優れた商品です。

コーヒーと混ざり合った瞬間に、濃厚なミルクコーヒーのような上品な味わいへと変化します。

乳化剤・安定剤不使用という安心感もあり、コーヒーの風味を邪魔しないのも嬉しいポイントですね。

濃厚なリッチ感を味わうなら「ハーゲンダッツ」でご褒美デザートに

プレミアムアイスクリームの代表格である「ハーゲンダッツ バニラ」は、特有の濃厚さとコクを備えた上質なご褒美デザートです。

深煎りの苦いコーヒーと合わせると、お互いの長所が引き立ちます。

深みのある濃厚な味わいが口いっぱいに広がります。

特別な日のご褒美に選んでみてはいかがでしょうか?

いつもの味をひと工夫、コーヒーフロートの応用アレンジ

基本の作り方に慣れてきたら、少しトッピングやコーヒーを変えてみるのも楽しみの一つです。

自分だけのお気に入りが見つかる楽しい応用方法を解説します。

おすすめの応用アレンジ3選
  • ガムシロップの代わりに「練乳」で作るベトナムコーヒー風アレンジ
  • チョコソースやナッツをトッピングした豪華なカフェ風パフェ
  • 夜のリラックスタイムにも安心なカフェインレス(デカフェ)活用

※睡眠への影響が気になる方は、以下の厚生労働省のページもあわせて参考にしてください。

食品に含まれるカフェインについて(厚生労働省公式サイト)

ぜひ参考にしてアレンジに挑戦してみてください。

具体的なトッピング方法を解説します。

ガムシロップの代わりに「練乳」を入れてコクとまろやかさを追加

より濃厚な甘さを求める方には、グラスの底にティースプーン1杯の「練乳(コンデンスミルク)」を忍ばせておくアレンジが一番のおすすめです。

練乳特有のミルキーな甘さとコクが加わるため、あの有名なベトナムコーヒー風のまろやかな一杯を味わえるのも魅力ですね。

チョコソースや砕いたナッツをトッピングしてカフェ風パフェを再現

アイスクリームの上からチョコレートソースをかけたり、砕いたアーモンドやクルミをトッピングすると、食感のアクセントが加わります。

さらにホイップクリームを少し添えるだけで、来客時のおもてなしにも活用できる豪華な「カフェ風デザート」の完成です。

カフェインレス(デカフェ)を使えば夜のリラックスタイムにも安心

睡眠の質を下げることなく、1日の終わりのリラックスタイムに気兼ねなく美味しいコーヒーフロートを楽しんでみてください。

カフェインレス(デカフェ)のコーヒー豆やボトル飲料を使えば、妊婦さんやカフェインに敏感な方でも安心です。

コーヒーフロートに関するよくある質問

ここでは、コーヒーフロートを作る際によく挙がる疑問にお答えします。

カロリーやアイスコーヒーの種類など、気になるポイントをまとめました。

Q

コーヒーフロート1杯のカロリーはどのくらいですか?

A

使用するアイスクリームの種類と量によって大きく変動しますが、一般的なバニラアイス(約50グラム〜80グラム)を乗せた場合、およそ100キロカロリー〜180キロカロリー前後が目安です。

文部科学省の食品成分データベースの通り、無糖のブラックコーヒー自体のカロリーはほぼゼロ(一杯あたり約6〜8kcal程度)しかありません。

カロリーの大半は乗せるアイスクリームの分です。

Q

アイスコーヒーは無糖と微糖どちらを使用するのが適していますか?

A

バニラアイス自体に十分な糖分が含まれているため、基本的には「無糖」が一番よく合います。

微糖や加糖のコーヒーを使うと、アイスが溶け出した際に甘さがくどくなりすぎてしまいます。

最後まで美味しく飲み切るためには無糖がベストです。

甘さが足りない場合はシロップで後から調整するとよいでしょう。

【まとめ】いつものコーヒーフロートでおうちカフェを充実させよう

コーヒーフロートは、美味しいアイスコーヒーとバニラアイス、そしてたっぷりの氷を用意するだけで、自宅で手軽に喫茶店の気分を味わえるおすすめのメニューです。

氷を上手に活用し、アイスを浮かせるコツがわかれば、見た目も美しい一杯に仕上がります。

エッセルスーパーカップでさっぱりと、ハーゲンダッツで濃厚にと、その日の気分に合わせてアイスを変えてみるのも楽しみの一つです。

この記事を参考に、ぜひあなた好みのコーヒーフロートを作って、心地よいおうちカフェの時間を楽しむためのポイントをまとめました。

おうちカフェを充実させるポイント
  • バニラアイスを沈ませずに浮かせる「たっぷりの氷」の土台
  • ベースとなるコーヒーは深煎り豆の「ブラック(無糖)」
  • 気分に合わせて選べる「さっぱり系」や「濃厚系」のアイス
✍ この記事を書いた人

うちカフェマイスター編集部

おうちで手軽に楽しめるコーヒーの情報を発信中。豆選びや淹れ方、健康との付き合い方まで幅広くお届けします。

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