カフェインで吐き気がするのはなぜ?原因と今すぐ試せる対処法5選

カフェインで吐き気がするのはなぜ?原因と今すぐ試せる対処法5選
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コーヒーやエナジードリンクを飲んだあとに、ムカムカと吐き気がこみ上げてきた経験はありませんか。

その原因は「カフェインの摂りすぎ」だけとは限りません。

胃酸の過剰分泌や自律神経の乱れ、さらにはカフェインに対する体質的な感受性の違いなど、吐き気を引き起こす理由はいくつもあるのです。

この記事では、カフェインで吐き気が起こる6つの原因と、今すぐ試せる5つの対処法を解説します。

予防のための飲み方や、カフェインに頼らない代替ドリンクもまとめました。

ぜひ最後まで読んで、毎日のコーヒータイムを快適にしてみてください。

この記事でわかること
  • カフェインで吐き気が起こる原因は胃酸・自律神経・体質の3方向ある
  • 水分補給と安静で体内のカフェイン濃度を下げられる
  • 食後に飲む・1日400mg以内に抑えるだけで吐き気を予防できる
  • 40代以降は肝臓の代謝が落ちて同じ量でも不調が出やすくなる
  • デカフェやたんぽぽコーヒーならカフェインゼロでコーヒー気分を味わえる
目次

カフェインで吐き気が起こる6つの原因

カフェインが吐き気を引き起こすメカニズムは1つではありません。

胃への直接的な刺激から、神経系への作用、体質的な要因まで複数のルートが存在します。

まずは自分に当てはまりそうな原因を確認しましょう。

吐き気が起こる6つの原因
  • 胃酸の出すぎで胃の粘膜が荒れている
  • 交感神経が刺激されすぎて自律神経が乱れている
  • 短時間の飲みすぎで「急性カフェイン中毒」を起こした
  • 空腹や脱水のまま飲んで血中濃度が上がった
  • カフェイン感受性やアレルギー体質で少量でも反応が出る
  • 酸化した古い豆で淹れたコーヒーが胃を荒らしている

胃酸の出すぎで胃の粘膜が荒れている

カフェインには胃酸の分泌を促す作用があります。

適度な胃酸は消化を助けてくれますが、空腹時やもともと胃酸が多い体質の方が大量にカフェインを摂ると、胃酸が出すぎて胃の粘膜を傷つけてしまいます。

コーヒーに多く含まれるクロロゲン酸も胃酸分泌を刺激する成分の1つです。

胃がムカムカする、みぞおちのあたりがキリキリ痛む——そんな症状は、胃酸過多のサインです。

交感神経が刺激されすぎて自律神経が乱れている

カフェインは脳内のアデノシン受容体をブロックし、交感神経を活性化させます。

適度な刺激であれば「目が覚める」「頭がシャキッとする」というメリットになりますが、飲みすぎると交感神経が過剰に興奮し、自律神経のバランスが崩れてしまいます。

その結果、動悸やめまいとともに吐き気を感じることがあるのです。

特に仕事中のストレスや睡眠不足が重なっている日は、自律神経がもともと不安定になっています。

そこにカフェインが加わると、少量でも吐き気が出やすくなります。

短時間の飲みすぎで「急性カフェイン中毒」を起こした

短時間に大量のカフェインを摂取すると、急性カフェイン中毒を起こすことがあります。

エナジードリンクの複数本イッキ飲みや、眠気覚ましにコーヒーを立て続けに飲むケースが典型です。

吐き気や嘔吐に加え、手の震え・動悸・不整脈などの症状が現れた場合はすぐに摂取をやめてください。

成人では短時間にカフェインを1g(1,000mg)以上摂ると中毒症状が出やすく、致死量は5〜10gとされています。

空腹や脱水のまま飲んで血中濃度が上がった

胃が空っぽの状態でカフェインを摂ると、吸収スピードが速くなり血中のカフェイン濃度が一気に上がります。

朝食を抜いてコーヒーだけを飲む方は多いでしょうが、胃の粘膜への刺激とカフェインの急激な吸収が重なるため、吐き気を起こしやすいのです。

また、カフェインには利尿作用があるため、もともと水分不足の状態で飲むと脱水が進み体調を崩しやすくなります。

運動後や暑い日に水を飲まずにコーヒーを飲むのもリスクが高い行動です。

カフェイン感受性やアレルギー体質で少量でも反応が出る

カフェインの代謝速度は、肝臓の酵素「CYP1A2」の遺伝子型によって個人差があります。

日本人の半数以上はカフェインの代謝が遅い遺伝子型(CA型・CC型)を持っており、少量のカフェインでも体内に長くとどまりやすいのです。

「コーヒー1杯で気持ち悪くなる」「紅茶でも動悸がする」という方は、この遺伝子型の違いが原因と考えてよいでしょう。

また、ごくまれにカフェインに対する免疫反応(カフェインアレルギー)を起こす方もいます。

蕁麻疹や咳、腹痛を伴う場合はアレルギーの可能性があるため、医療機関で検査を受けてみてください。

酸化した古い豆で淹れたコーヒーが胃を荒らしている

コーヒー豆は開封後に酸化が進み、酸味や苦みが強くなって胃への刺激が増します。

焙煎からかなり時間が経った豆や、開封してから数週間経った粉を使っていると、飲んだあとに胃がムカつくことがあるのです。

豆は焙煎後2〜4週間以内に使い切るのが理想で、保存は密閉容器に入れて冷暗所に置くと劣化を遅らせられます。

「最近コーヒーを飲むと吐き気がする」と感じたら、まずは豆の鮮度をチェックしてみてください。

カフェインの吐き気を今すぐ和らげる5つの対処法

カフェインで気分が悪くなったときは、体内のカフェイン濃度を下げることと、自律神経を落ち着けることが大切です。

症状がつらいときに試してほしい5つの対処法を確認していきましょう。

すぐ試せる5つの対処法
  • 水か白湯をゆっくり飲んで体内濃度を薄める
  • カフェイン入りの飲み物や食べ物をいったんやめる
  • 楽な姿勢で横になり深呼吸で交感神経を落ち着ける
  • バナナやナッツなどカリウムの多い食品を少量とる
  • 吐き気が治まらない時の受診目安と医師への伝え方

水か白湯をゆっくり飲んで体内濃度を薄める

カフェインで気持ち悪くなったら、まず水か白湯をゆっくり飲んでください。

水分を摂ることで血中のカフェイン濃度が薄まり、尿としての排出も促されます。

冷たい水は胃を刺激する場合があるため、常温の水か白湯がおすすめです。

一度にガブガブ飲むのではなく、少しずつ時間をかけて飲むようにしましょう。

カフェイン入りの飲み物や食べ物をいったんやめる

吐き気が出ている間は、コーヒーだけでなくお茶・紅茶・エナジードリンク・チョコレートなどカフェインを含むものをすべてストップしてください。

市販の頭痛薬や風邪薬にもカフェインが配合されていることが多いため、薬を飲むときは成分表示を確認しましょう。

水・麦茶・ルイボスティーなどノンカフェインの飲み物に切り替えるのが安心です。

楽な姿勢で横になり深呼吸で交感神経を落ち着ける

カフェインで交感神経が過剰に興奮していると、吐き気だけでなく動悸や不安感を感じることがあります。

楽な姿勢で横になり、深呼吸を繰り返してみてください。

リズムは「4秒かけて鼻から吸い、8秒かけて口からゆっくり吐く」が目安です。

息を長く吐く呼吸法は副交感神経を優位にし、興奮した体をリラックスモードに切り替えてくれます。

照明を落として目を閉じ、スマートフォンの画面は見ないようにすると回復が早まります。

バナナやナッツなどカリウムの多い食品を少量とる

カフェインの利尿作用によって、カリウムやマグネシウムなどのミネラルが体外に排出されやすくなります。

少し落ち着いたタイミングで、バナナ・アボカド・アーモンドなどカリウムを多く含む食品を少量口にすると、体液のバランスが整いやすくなるのです。

吐き気がひどいときは無理に食べなくて構いません。

バナナを半分だけ、あるいは胃にやさしいおかゆやゼリーを少し口にする程度で十分です。

吐き気が治まらない時の受診目安と医師への伝え方

対処法を試しても30分〜1時間以上吐き気が治まらない場合は、すぐに医療機関(内科・消化器内科)を受診してください。

嘔吐を繰り返す、意識がぼんやりする、胸が痛いといった症状があるときは緊急性が高い状態です。

受診の際には「何を」「いつ」「どのくらいの量」飲んだかを正確に伝えるとスムーズでしょう。

エナジードリンクや眠気覚まし用錠剤を飲んだ場合は、商品名やカフェイン含有量がわかるパッケージを持参すると医師の判断に役立ちます。

カフェインで吐き気を起こさない飲み方のコツ

原因と対処法がわかったら、つぎは「そもそも吐き気を起こさない」ための飲み方を身につけましょう。

5つのコツを押さえておきましょう。

吐き気を防ぐ5つの飲み方
  • 空腹を避けて食後に飲むと胃への負担が減る
  • ミルクや豆乳を足すと胃への刺激が和らぐ
  • 1日400mg(3〜4杯)を超えない量に調整する
  • コーヒー1杯ごとにコップ1杯の水を飲んで脱水を防ぐ
  • 深煎り豆を選ぶと胃への刺激が少ない

空腹を避けて食後に飲むと胃への負担が減る

空腹時にコーヒーを飲むと、胃酸が粘膜をダイレクトに刺激して吐き気や胃痛の原因になります。

食事のあとにコーヒーを飲めば、食べ物が胃のクッション役になり、カフェインの吸収スピードも穏やかになるのです。

「朝イチのコーヒーが日課」という方は、トーストやヨーグルトなど軽いものを先に口にしてから飲む習慣をつけてみてください。

食べてから15〜30分後に飲むと、さらに胃への負担を減らせます。

これだけの工夫で、朝のコーヒータイムがぐっと快適になります。

ミルクや豆乳を足すと胃への刺激が和らぐ

牛乳や豆乳を加えると、乳脂肪やたんぱく質が胃粘膜を保護し、コーヒーの酸による刺激が和らぎます。

ブラックが苦手な方はもちろん、「なぜかブラックだと吐き気がする」という方にも試してほしい方法です。

オーツミルクやアーモンドミルクなら、カロリーを抑えつつ胃にやさしいカフェオレが楽しめます。

1日400mg(3〜4杯)を超えない量に調整する

どのくらいまでなら安全なのでしょうか。

カナダ保健省EFSA(欧州食品安全機関)は、健康な成人のカフェイン摂取目安を1日400mg以下としています。

コーヒー1杯(約150ml)のカフェイン量はおよそ60〜90mgなので、3〜4杯が上限の目安です。

エナジードリンクや濃いエスプレッソを併用するとすぐオーバーしてしまうため注意してください。

スマートフォンのメモ帳に1杯ごとの量を記録しておくだけでも、飲みすぎを防ぐ助けになります。

まずは自分の1日の合計カフェイン量を把握することから始めてみてください。

コーヒー1杯ごとにコップ1杯の水を飲んで脱水を防ぐ

カフェインの利尿作用で体内の水分が失われやすいため、コーヒー1杯飲んだらコップ1杯の水を飲むことを習慣にしましょう。

この「チェイサー方式」はイタリアのカフェでも定番のスタイルです。

水分をしっかり補うことで血中のカフェイン濃度が急上昇するのを抑えられ、脱水による吐き気やだるさの予防にもつながります。

深煎り豆を選ぶと胃への刺激が少ない

浅煎りの豆にはクロロゲン酸が多く残っており、胃酸の分泌を刺激しやすいのです。

胃が弱い方や吐き気が出やすい方は、深煎り(フレンチロースト・イタリアンロースト)を選ぶと胃への負担が軽くなります。

深煎りは焦がしの工程でクロロゲン酸が分解されているため、胃への刺激が少ないのです。

深煎りはコクと苦みが豊かで、ミルクとも相性が良いのが嬉しいところです。

カフェインの吐き気が前より出やすくなったときの対策

「以前は平気だったのに、最近コーヒーを飲むと気持ち悪くなる…」そんな変化を感じていませんか。

加齢や生活環境の変化で、カフェインへの耐性は変わることがあります。

思い当たる原因がないかチェックしてみましょう。

体質変化で吐き気が出やすくなる3つの理由
  • 加齢で肝臓の代謝が落ちると同じ量でも不調が出やすい
  • ストレスや更年期で交感神経が高ぶっている時期は要注意
  • 「飲まないと頭痛がする」ならカフェイン依存かも

加齢で肝臓の代謝が落ちると同じ量でも不調が出やすい

カフェインは肝臓のCYP1A2酵素で分解されますが、40代〜50代になるとこの酵素の活性が低下しやすくなります。

若い頃と同じ量のコーヒーを飲んでいても、カフェインが体内に長くとどまるため、吐き気や動悸が出やすくなるのです。

「30代までは何杯飲んでも平気だったのに…」という変化は、加齢による代謝の衰えが原因です。

飲む量を1日1〜2杯に減らすだけで、体の負担がぐっと軽くなるのです。

ストレスや更年期で交感神経が高ぶっている時期は要注意

ストレスが溜まっている時期や、女性の場合は更年期に入ると、ホルモンバランスの変動で自律神経が不安定になりやすくなります。

もともと交感神経が優位になっているところにカフェインが加わると、吐き気や動悸がいっそう強く出ることがあるのです。

寝不足や過度な残業が続いている期間は、コーヒーの量を意識的にセーブしてみてください。

その日の体調に合わせてデカフェやハーブティーに置き換えるのも良い方法でしょう。

「調子の良い日だけカフェイン入りを飲む」というルールを決めておくと、体調を崩しにくくなります。

「飲まないと頭痛がする」ならカフェイン依存かも

毎日コーヒーを飲んでいる人が急に飲むのをやめると、頭痛・だるさ・集中力の低下といったカフェイン離脱症状が現れることがあります。

この症状は、DSM-5(精神疾患の診断基準集)にも「カフェイン離脱」として記載されている確立された概念です。

離脱症状を避けるためにコーヒーの量が増え、そのぶん吐き気の頻度も上がる——という悪循環にはまっている方は少なくないでしょう。

1日の量を1〜2週間かけてゆっくり減らしていくと、離脱症状を抑えながらカフェインとの付き合い方を見直せます。

飲み物ごとのカフェイン含有量を比べてみよう

「自分がどのくらいカフェインを摂っているのか」を把握しておくと、飲みすぎを防ぐ助けになります。

ここでは主な飲み物のカフェイン量と、見落としがちな「隠れカフェイン」を整理しましょう。

カフェイン含有量の比較ポイント
  • コーヒー・緑茶・紅茶・エナジードリンクの含有量一覧
  • 「隠れカフェイン」が含まれる食品と薬

コーヒー・緑茶・紅茶・エナジードリンクの含有量一覧

日常的に飲む機会が多い飲み物のカフェイン量を、農林水産省食品安全委員会のデータをもとに表にまとめました。

飲み物 1杯あたりの目安量 カフェイン含有量
ドリップコーヒー 150ml 約60〜90mg
エスプレッソ 30ml 約60〜80mg
インスタントコーヒー 150ml 約40〜60mg
紅茶 150ml 約30〜50mg
煎茶(緑茶) 150ml 約20〜30mg
ほうじ茶 150ml 約20mg
エナジードリンク 250ml 約80〜150mg
コーラ 350ml 約35〜45mg

エナジードリンクは1本で缶コーヒー1.5〜2杯分のカフェインを含むものもあるため、コーヒーとの併用であっという間に400mgを超えてしまいます。

「隠れカフェイン」が含まれる食品と薬

コーヒーやお茶以外にも、カフェインを含む食品・薬は意外と多いのです。

食品・薬 カフェイン目安量
ダークチョコレート(50g) 約25〜40mg
ミルクチョコレート(50g) 約10〜15mg
ココア(1杯) 約5〜15mg
抹茶ラテ(1杯) 約30〜50mg
市販の鎮痛剤(1回分) 約25〜80mg
眠気覚まし用錠剤(1回分) 約100〜200mg

チョコレートや鎮痛剤のカフェインは見落としやすいため、コーヒーと合わせた1日の合計量を意識することが大切です(参考:厚生労働省 カフェインの過剰摂取Q&A)。

カフェインで吐き気が続くなら試したい代替ドリンク

「コーヒーを飲みたいけど吐き気が心配」という方には、カフェインが少ない・入っていないドリンクへの切り替えがぴったりです。

おうちカフェでも気軽に楽しめる3つの代替ドリンクをチェックしていきましょう。

おすすめの代替ドリンク
  • デカフェならカフェインの刺激が少なく胃に優しい
  • ルイボスティーや麦茶はノンカフェインでミネラルも補える
  • たんぽぽコーヒーや大麦コーヒーなら近い味わいが楽しめる

デカフェならカフェインの刺激が少なく胃に優しい

「コーヒーの味は好きだけどカフェインが体に合わない」という方にぴったりなのがデカフェです。

カフェインを90%以上除去しているため、胃酸の分泌が刺激されにくく胃に優しい飲み物として注目されています。

抗酸化作用を持つクロロゲン酸やポリフェノールはデカフェでもほぼ同量含まれるため、コーヒーの健康面の働きを損なわずに味と香りを楽しめます。

最近は品質の高いスペシャルティデカフェ豆も増えており、「味が薄い」というイメージは過去のものになりつつあるのです。

夕方以降やカフェインに敏感な方は、ぜひデカフェを試してみてください。

ルイボスティーや麦茶はノンカフェインでミネラルも補える

コーヒーの代わりにリラックスタイムの一杯を探しているなら、ルイボスティーがおすすめです。

カフェインを一切含まず、鉄分・カルシウム・マグネシウムなどのミネラルが豊富な南アフリカ原産のお茶で、やさしい甘みがホットでもアイスでも楽しめます。

同じくノンカフェインの麦茶は、カリウムが含まれているため利尿作用で失われがちなミネラルを手軽に補えます。

どちらも胃への刺激が少ないので、吐き気が出やすい方でも安心して飲めるのです。

たんぽぽコーヒーや大麦コーヒーなら近い味わいが楽しめる

たんぽぽコーヒー(たんぽぽの根を焙煎して作るドリンク)は、コーヒーに似た香ばしさとほのかな苦みが特徴のノンカフェイン飲料です。

妊婦さんや授乳中の方にも人気があり、鉄分やカリウムの補給にも役立ちます。

また、大麦コーヒー(オルゾ)はイタリアで親しまれている大麦を焙煎したドリンクで、コクのある味わいがカフェラテ風のアレンジにぴったりです。

どちらもコーヒー好きの方が違和感なく楽しめる風味なので、「コーヒーの味が恋しいけどカフェインは摂りたくない」という方にぜひ試してほしい1杯でしょう。

カフェインの吐き気に関するよくある質問

カフェインと吐き気にまつわる疑問のなかから、よく寄せられる5つの質問にお答えします。

気になる項目からチェックしてみてください。

  • カフェインで気持ち悪くなった時にすぐ吐いた方がいいか
  • カフェインの吐き気は何時間くらいで治まるか
  • カフェイン中毒の症状は何日くらいで回復するか
  • 妊娠中や授乳中のカフェインの目安量
  • 子どものカフェイン摂取量の目安
Q

カフェインで気持ち悪くなった時にすぐ吐いた方がいいですか?

A

自分で無理に吐く必要はありません。

無理に吐こうとすると胃酸で食道が荒れたり、誤嚥(ごえん)のリスクがあったりするため、かえって体に負担がかかります。

水分をこまめに摂りながら安静にし、体内のカフェインが自然に代謝されるのを待ちましょう。

ただし、大量のカフェインを摂取してしまい、嘔吐・意識障害・不整脈などの症状がある場合はすぐに救急医療機関を受診してください。

Q

カフェインの吐き気は何時間くらいで治まりますか?

A

カフェインの血中濃度は摂取後30〜60分でピークに達し、半減期は約5〜8時間です。

軽い吐き気であれば数時間〜半日程度で自然に治まることがほとんどです。

水分補給をしながら安静にしていれば、体がカフェインを分解するにつれて症状は徐々に落ち着いてきます。

Q

カフェイン中毒の症状は何日くらいで回復しますか?

A

軽度の急性カフェイン中毒であれば、1〜2日でほぼ回復するのが一般的です。

一方、習慣的にカフェインを大量に摂っていた方が断カフェインした場合のカフェイン離脱症状は、2〜9日ほど続くことがあります。

頭痛は最大21日ほど続く場合もありますが、ピークは2〜3日目で、その後は徐々に和らいでいきます。

Q

妊娠中や授乳中のカフェインはどのくらいまで大丈夫ですか?

A

WHOは妊婦のカフェイン摂取量を1日300mg未満にすることを推奨しています。

カナダ保健省も同様に300mg以下を目安としており、コーヒー換算で約2〜3杯が上限です。

EFSA(欧州食品安全機関)は200mg以下とさらに厳しい基準を示しています。

授乳中もカフェインは母乳を通じて赤ちゃんに移行するため、同程度の量にとどめると安心でしょう。

Q

子どもにカフェインはどのくらいまで飲ませて大丈夫ですか?

A

カナダ保健省は子どものカフェイン摂取量について、4〜6歳で最大45mg、7〜9歳で最大62.5mg、10〜12歳で最大85mgという目安を定めています。

エナジードリンクはカフェイン含有量が高いため、子どもには与えないでください。

チョコレートやコーラにも少量のカフェインが含まれるので、合計量を意識しておくことが大切です。

【まとめ】カフェインの吐き気は「飲みすぎサイン」

カフェインで吐き気がするのは、体が「飲みすぎ」や「体質に合っていない」と発しているサインです。

  • 胃酸の過剰分泌・交感神経の興奮・急性カフェイン中毒など、吐き気の原因は1つではない
  • 空腹時や脱水のまま飲むと症状が出やすい
  • 水分補給と安静が回復の基本で、治まらない場合は医療機関を受診する
  • 食後に飲む、1日400mgを超えない、チェイサーの水を飲むなどの工夫で吐き気を防げる
  • 年齢・ストレス・更年期で体質は変わるため、飲む量は定期的に見直す
  • デカフェ・ルイボスティー・たんぽぽコーヒーなどの代替ドリンクなら安心して楽しめる

吐き気を我慢しながらコーヒーを飲み続ける必要はありません。

自分の体と相談しながら、飲み方や量を調整してみてください。

おうちカフェを楽しむうえでも、「おいしく飲めること」が何より大切です。

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